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ビエルソと共に新黄金郷として最近注目されている、トロ。

Zamora県の南東に位置するDO。ワイン醸造の歴史は古く、紀元前1世紀から現在の
カンタブリアやアストゥリアスにワインを供給していたほどだそうで、スペインでも最も
古い歴史を持つD.O.のひとつに数えられる。内陸性気候。寒暖の差が激しい。
最低気温は零下11度まで下がり、夏は37度くらいまで達するという厳しい気候。
年間降水量350〜400mmととても少なく、砂と粘土と石灰質の礫岩の土壌。
19世紀末、フィロキセラ被害がヨーロッパ中を吹き荒れた際、スペインで生き延びた
土地のひとつにToroがある。雨がごくわずかしか降らず、砂質の土壌であるおかげで、
フィロキセラも生きられなかったのだ。そのため、Toroには樹齢100年ものの樹が残っ
ている。地ブドウ、ティンタ・デ・トロ(tinta de toro)で造る赤が大半の地域だ。

トロには、凄腕の生産者たちが注目、あのスペイン最高峰「ウニコ」の造り手、ベガ・
シシリアが造るピンティア、J & F リュルトンのエル・アルバール、パーカーポイント
98点を獲得したヌマンシア、マリアノ・ガルシア造るサン・ロマンなどなど、錚々たる
スーパースパニッシュが揃っているが、そうしたワインを含めて、MATSUをブラインドで
比較をした際に、ワイン専門家がベストと評したのが「MATSU」だったそうだ!

MATSU 2007.02

名称 : MATSU 2006
品種 : Tinta de Toro 100%
産地 : DO Toro
生産者 : Vintae

matsu.jpg

「MATSU」

日本語の「待つ、松」から「わびさび」をイメージしてつけた名前だそうで、名前から
して日本人にはとても親しみやすい。
生産者であるビンタエは、ログローニョを拠点に置き、スペインの様々な産地で
高品質ワインを造るグループで、コスパの高いワインを造ることで、国内外で注目
されている。定めた地で、まず畑を購入、どこかのワイナリーを借りるなどしてワイン
を造り、軌道に乗ったら醸造所を造るというやり方で、投資額をワイン価格に乗せる
負担が減り、価格を抑えることができるという。
実際、先述のトロのスーパースパニッシュのワインたちよりも、MATSUは遥かに手頃だ。
エチケットのお祖父さんは、Vintaeが購入した100年以上もの貴重なブドウ樹のある
畑を大切に守ってきた農夫の方だそうで、彼の尽力に感謝・敬意を表して捧げたもの
だそうだ。

スペインでは主に有名レストラン、限られたワインショップに置かれ、リリース前から
話題で、バルセロナでもなかなか手に入らない。レストランで飲んで気に入ったお客
さんが、ワインショップで手に入らずレストランで直接購入するケースが後を絶たない
のだそうだ。

幸運にも、Vintaeの営業担当の方がサンプルを下さり、試飲してみた。
とても美味しい。
抜栓してすぐ最高潮に楽しめて、と同時に長熟のポテンシャルもしっかり持って、
時間を経て更に楽しめる、そんなワイン、なかなかない。そんなMATSU、びっくりした。
100年以上のフィロキセラ以前のブドウ樹からのブドウで造ったテロワールを感じるトロ。
今も10年後も最高潮に美味しいであろうMATSU。

2006が初ビンテージ、生産量22000本。
こんな少量でも、日本で楽しめるのだそうだ!

ワイナリー和泉屋さんが扱われるのだそうだ。
国内でも入手するのが難しく、海外からも引き合いがすごいというのに、すごいなぁ。

ワイン通販サイト、ワイナリー和泉屋は、フランスやイタリアを始め、おいしいワインを販売します

(*versión español abajo)

テンプラニーヨ種は、歴としたスペインの固有品種だ。有名なのはリオハだが、スペイン中で
栽培されている。スペインワインのうち約60%の赤はこの品種が使われている。温暖、冷涼、
様々な気候に順応しやすい品種のため、カリフォルニア、アルゼンチン、ポルトガルなど、
世界中でも栽培されている。早熟の品種のため、早い段階で適切な酸度と糖度が生成され
るための、日中の太陽の光、昼夜の温度差の大きさが必要となる。そのため、アメリカの
ワイン評論家の中には、テンプラニーヨの最適な栽培地は、実はリオハではなく、リベラ・
デル・ドゥエロだ、という人もいるという。リベラ・デル・ドゥエロはリオハより温暖で、昼間は
強い日差しに恵まれ、日中較温差が大きい。

また、世界中の品種の中でもテンプラニーヨほど別名が多い品種はない。
カタルーニャではUll de Llebre (「野うさぎの目」の意)、ラ・マンチャではCencibel、カスティー
ヤ・レオンに行けばTinto Fino、Tinto del Pais、トロではTinta de Toro、マドリッドではTinto
de Madrid。ポルトガルでは、Tinta Roriz種、Aragonez種と呼ばれる。同じ品種でも土地が
変わることで、個性が全く違ってくることを別名で表したいのかもしれない。

テイスティングしたのはスペイン5種、ポルトガル1種、そしてカリフォルニア1種

① AALTO 2005 / Bodegas AALTO / DO Ribera del Duero
② ABEL MENDOZA TEMPRANILLO GRANO A GRANO 2005 / Abel Mendoza / DOC Rioja
③ PAGO LA JARA 2005 / Compañía de Vinos Termo Rodríguez / DO Toro
④ ALBET I NOYA COL・LECCIÓ TEMPRANILLO 2001 / Albet i Noya / DO Penedès
⑤ CASA GUALDA SELECCIÓN C&J 2004 /
Nuestra Señora de la Cabeza / DO LA MANCHA 
⑥ ALVARO CASTRO DÃO 2006 / Alvaro Castro / DOC DÃO
⑦ VIADER DARE TEMPRANILLO 2005 / Viader Vineyards / Napa Valley

どれも個性的で、その土地・ワイナリーごとの特徴が表れていて、すごく面白かった。
少し前までは、テンプラニーヨといえばリオハの伝統的な、樽の香り強く、スパイシーな
味わいのイメージが強かったが、今では様々な地域でテンプラニーヨ赤のクオリティが
格段に向上し、その土地土地のテンプラニーヨの味わいを楽しむべきだってこと、改めて
感じたテイスティングだった。

新しい発見の一本。

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名称 : Pago La Jara 2005
品種 : Tinta de Toro (Tempranillo) 100%
産地 : DO Toro
生産者 : Compañía de Vinos Termo Rodríguez

テルモ・ロドリゲスは情熱的な生産者。リオハのレメリュリで父とワイン造りをしていたが、
意見の違いで自分の道を進み始める。様々なDOで、忘れ去られ放置されていたブドウの
古樹に目をつけ、畑の所有者に協力を求め、醸造・熟成の設備を持ち込んでワイン造りを
するという方法をとった。1990年代後半、この方法で、Rioja, Ribera del Duero, Toro,
Rueda, Malaga, Navarra, Portogalなどでワイン造りを開始。どの地域でも、個性的な素晴
らしいワインを世に送り出している。

この赤、フィロキセラ以前の接木をしていない平均樹齢60〜70年のティンタ・デ・トロ(テンプ
ラニーヨ)から造られているという点からして興味深い。フレンチオーク新樽で18ヶ月熟成。
チョコレート、ミネラル、熟果実など、プリオラートを思わせる香り。森の湿気、苔のような
香りも感じられて深い。アタックに口いっぱいに広がる果実、タンニンはきめ細かく、爽や
かな苦みが後に残る。
アルコール度は15℃と高いにも関わらずそんなに感じない。すごーーーく、美味しい!

トロは、サモーラ県の南東に位置。そういえば、サラマンカに住んでいた8年前は、とっても
近かったんだ。でも、その頃は、ワインにはまだはまっていなくて、学生でビールばかりだっ
たっけ(笑)。一度、サラマンカからサモーラへの途中にある、地下ボデガがたくさんある
所に遠足に行った。昔はワインを造ったり貯蔵したりしていたのだとか、その場所は今では
バルになっていて、地下深く下りたところの温かい雰囲気のバルでみんなで宴会をやった
のを覚えている。懐かしいなぁ。
サラマンカに住んでいた時の、あの冬の凍えるような寒さ、夏の焼けるような暑さ、雨が
少なく、昼夜の温度差の大きさ、思い出す。

無題
リベラ・デル・ドゥエロのAALTOも素晴らしい凝縮感、香りの複雑さがたまらない、リオハの
アベル・メンドーサは、リオハらしい赤果実、酸が多く、爽やか、アルベット・イ・ノヤは2001
年ビンテージ、酸味がすごく感じられて、まだまだ持つ興味深いペネデスのテンプラニーヨ、
ラ・マンチャのセンシベルはタンニンが豊かで、すっと消える感じ、ポルトガルのダオは、マ
セラシオン・カルボニックのラクトースの甘〜いイチゴミルクの味わい、ナパ、ヴィアディアの
テンプラニーヨは樽の香りも強すぎず、とてもバランスが良く丸い逸品。

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講師ソムリエ、チュス先生。(奥に見える女性)

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テンプラニーヨもこんなに色が変わる!

ほとんどが30、40ユーロするワインを楽しませてもらった。
なかなか飲めないだけに、貴重な体験だった!


Tempranillo Horizontal

Ha sido una cata interesante. Hasta hace poco, la imagen más principal
de la variedad “Tempranillo” era la de Rioja. Pero en esta cata, he podido comprobar
que cada zona tiene “Tempranillo” personal.
De 7 Tempranillos que probamos, lo que más me impresionó fue

Nombre : Pago La Jara 2005
Variedad : Tinta de Toro (Tempranillo) 100%
Región : DO Toro
Elaborador : Compañía de Vinos Termo Rodríguez

De entrada, ya es muy interesante, que es el vino de las viñas viejas prefiloxera de
60 – 70 años. Crianza 18meses en la barrica de roble francés.
Chocolate, Frutas maduras, mineral, parece el aroma del vino de Priorat.
Mucha fruta en la boca, con tanino muy fino, sabor amargo fresco al final.

Cuando vivía en Salamanca hace 8 años, aun no era la aficionada del vino.
Pero me acuerdo de que con los amigos de la escuela de idioma fuimos de
excursión a un sitio donde hay muchas bodegas subterráneas
muy profundas cerca de Zamora. Donde se elaboraban el vino y se guardaba el vino,
se convertieron en los bares.
El bajo tierra muy profundo, hicimos una fiesta “borrachera”!