DO CAVAの最近のブログ記事

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早速国際的にもニュースになりだした。
いくつかのカバ生産者が DO カバから抜けることを決断したという動きについて。

いや、国際的にも、ではなく、スペイン国内ではあまりニュースになっていない
みたいだ。意図的に?

「カバ」の持つ低いイメージに嫌気がさし、 DO カバに頼らずマーケティングして
いく決心をした生産者が既に9社いるそうだ。

ラベントス・イ・ブランもこのほど DO カバから外れることを公式に発表した。
まさにカバを初めて造り始めたこの生産者が DO カバから出て行くことを決めた
その意味は大きい。
彼らは 15 世紀から代々受け継がれてきた彼らの遺産 = 畑、ワイン造りの歴史を
大事にする目的で、もっとテロワールを大事にしたい目的で、彼らの畑があるエリアの
昔から呼ばれていた「コンカ・デル・リウ・アノイア」を冠して新しく出発する、
としている。そのためにこれまでドメーヌ・カバとしてブドウを大事に、有機栽培に
徹し、徹底的な土壌研究をし、ラベントス・イ・ブランというブランドを高める
努力をしてきた。

「ソムリエ誌」9 月刊でワインジャーナリストの蛯沢登茂子さんがスペインワインの
この 20 年の変化について綴られた中でカバについてこう記している。

「シャンパーニュのレコルタン・マニピュランのものが台頭してきたように、自社畑
産のブドウから生産を行う小規模生産者のドメーヌ・カバが注目される時代がやって
きつつある。彼らは畑やそのテロワール、用いる品種、樹齢、あるいは有機栽培など
こだわる者が多い。大手生産者も、小規模生産者によるマイナー産地や品種の再生と
その成功に刺激され、生産地の多様化、単一畑や固有種のワイン生産を始める動きが
21 世紀に入り活発になってきた。」

DO 認定から 20 数年経ってやっと少しずつ周りの認識が変わってきつつあるこの
今の時期にこんな動きが出始めたこと、もったいない気もする。
DOカバを外れる優良生産者が増えれば増えるほどカバというブランドの形骸化は
避けられないだろう。

確かに、年間 2 億本以上生産されるカバのうち1 億 5 千本はフレシネなどの超大規模
生産者が占める。
スーパーマーケットに行くと、超低価格のカバがたくさん並ぶ。
一見、色んな銘柄があって多くの生産者のカバがあるように見えるのだけど、
そのほとんどがフレシネグループ。
それは確か。
そうした低価格カバばかりが世界中で普及していることから、高品質・高額カバが
なかなか認知されない。
それも確か。
超大規模生産者の強い影響力は、ブドウの価格から認可品種、収量、密植度、畑や
ブドウの品質よりレセルバ、グラン・レセルバなどの区分を重要視、DO が一か所に
固まっていないこと、などの DO 規制まで隅々まで行きわたっている現実に、同じ 
DO に属する意義を見失っている小規模生産者が多いのも、確か。

困難の多い現実があるなら、それを変えていけるようみんなで力を合わせてブラン
ディングできれば理想なのだろうけど、そうは行かなそうな雰囲気だ。

スペイン全体を見ても呼称の区分けは土壌や環境によるところもあるけど、政治的
図が入っている部分があるのも確かだし、その他、Vino de Tierra, Vinos de 
Calidad con Identificacion Geografica, Vino de Mesa、そして Vino de Pago と
わけわからないくらいに細分化されていて、複雑極まりない。
これだけ複雑だと品質の区別も明確にならず、そうした呼称自体に意味があるのか
さえ疑問に思えてくるくらい。そういう自由さはラテン系なのだろう、笑。

だからこそ、私たちは生産者を見るべき。液体を見るべき。

今まで既に一生産者としてのブランドを確立できているカバ、ではなくスパーク
リングワイン(笑)はそういうカテゴリーに関係なくやっていけるのだろうし、
そうじゃない生産者も出てくるだろう。考え方、姿勢は生産者によって様々だ。
これからの動向を見つめていきたい。

一つだけ言えるのは、こうした動きが出てきた理由は、スペインに高品質スパー
クリングは必要とされていなかったから、なのではなく、逆に品質を真剣に追い
求めるからこその動きである、ということだ。

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そして今年ももうあとわずか。
大切な人たちと美味しい泡、これからも
楽しんでいきたい。


DOカバに関する法規はこちら
























雨の予報だったのに、すっきりと青空が広がった先週の土曜日の朝。
日本から遊びに来た友人とバルセロナの友人たちでカバワイナリーを見学に!

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フェレット・グアスク

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ワンコのタンゴと一緒に。
当主ジョセップ・マリア・フェレット氏は、カバ造りの道30年以上、カバ一筋の人。
若い時からカバ造りをしていたお父さんについて学んできたけど、考え方の違いから
1997年に独立を決意、フェレット・グアスクを創業したそうだ。
このカバ、こちらでも実は余り知られていないけど、知る人ぞ知る、あるべき所には
ちゃんとあるカバ。
私も、結構最近までこのカバ、飲んだことなくて、ジョセップ・マリアさんとある
きっかけで知り合い、友達として親しくさせてもらっていて、それで彼のカバを飲む
機会を得たわけだ。
じゃなかったら、これから何年こんなに良いカバを目にすることなく、飲まずにいた
だろうか。。。。ほ。。。出会いに感謝です。。


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総勢4人でお邪魔したにも関わらず、到着したら用意してくださっていたのが、この豪華な朝食!
う~ん!カタルーニャの田舎の朝食って感じ!
パン・コン・トマテ(とカステリャーノで言ったら怒られそうだけど、笑)、エンブティード、
ピーマンのトルティーリャ、そしてブドウ樹の枝を薪にして焼いたラム肉たち。野菜や卵は
みんな自身で育てて収穫したもの。うぎゃ~、旨すぎ。。。いくらお腹空いてなくても
バンバン入ってしまう。。

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そして、極めつけは美味しい朝食と共に楽しむフェレット・グアスクのカバ!
贅沢ですねぇ。。朝から、笑。

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名称 : Gran Reserva Sara Brut Nature
品種 : Parellada, Xarello, Macabeo, Chardonnay
産地 : DO Cava
生産者 : Ferret Guasch

これ、美味しかった!
瓶内二次発酵・熟成48か月以上。梨、りんごなどの果実に、花を思わせる香り。
長熟だけど、軽やかさがあって、かつ複雑。デゴルジュマンが2003年。
ただカバは10年も20年も持つものはなかなかなく、これも今がピークなのだろうな、と。

フェレット・グアスクは全てミレジメのカバ。そして、ベースワインも、レセルバ、グラン・
レセルバとそれぞれのスタイル用に分けて扱う。
カバの造り手の多くは、同じベースワインをレセルバにしたり、グラン・レセルバにしたり
しているという。カバだけでなく、ワインも造っていて、ワイン用の畑3haは有機栽培で、
100%手摘み。良質のブドウでワインを造っている。

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これ、瓶内熟成終了後の瓶口にたまった澱。
色々カバワイナリー行ったけど、これだけ少ないのは初めて。
澱は頭痛の原因の一つだそうで、量を最低限にすることで、いくら飲んでも頭が痛くなら
ないカバ造りをしていることのこと。へぇ〜。

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カバとワインたち。たくさんのラインナップ。
カバは、日本にでも手に入るようです!

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いきなり、フェレット・グアスクのTシャツを着た私たち!
プロモーションしてる訳ではありません、笑。
実は、ベースワイン醸造所を見せてもらいに行った時に、大量のブドウが搬入機に投入
される時にバッシャーン!としぶきなんてもんじゃないブドウシャワーに合い、ずぶ
濡れになってしまった結果、いただいたTシャツ、笑。
いやぁ、参った。。ブドウをかぶったままだとハエがたかる、ということで。。笑。
いや、めっちゃ楽しかった!

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おまけに、ジョセップ・マリアのおうちの家庭農園で収穫した野菜たちもお土産に
いただいて。近所のスーパーで買う野菜とは味が全然違って。。。美味しかったぁ。。。

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雨も降らずにすっきりとした青空の土曜日。
美味しいカバに朝食に、楽しいひと時、至福の週末だった!

ありがとおお!

de nit

1月21日に綴った老舗のカバ生産者ラベントス・イ・ブラン
その生産者が新たにリリースし、ずっと飲んでみたかったロゼカバを遂に飲むことができた!

カバの歴史と共にあるラベントス・イ・ブランが初めてロゼカバを造り、2006が初ビンテージ、
2年目のビンテージだ。

名称 : L’Hereu de Nit 2007
品種 : Macabeu 55%, Xarel•lo 15%, Parellada 15%, Monastrell 15%
産地 : DO Cava
生産者 : Raventos i Blanc

まず目に飛び込んでくる淡い淡いサーモンピンク。プロバンスのロゼを思いだす。
細かくキレイな泡がずっと立ち上って、ステキな色合いとその泡を見ているだけで楽しい!
モナストレルをブレンドしているロゼカバ、飲んだことないなぁ。
わずかにイチゴっぽい果実も感じられて、24ヶ月の瓶内熟成によるブリオッシュ系、そして、
ほとんどが白ブドウなだけに、フレッシュな柑橘系の果実、様々な香りが漂ってきて、
口の中でもそれがそのまま楽しめてとても複雑、長い余韻も楽しめる。

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ムール貝のパスタと合わせた。
ムール貝を蒸す時にこのロゼをちょろっと入れて。
美味しかったぁ〜。

カタラン語で「夜の」を意味する 「de Nit」。
もうすぐやってくる桜の季節、夜桜を楽しみながらこんなロゼ飲みたいなぁ〜。
日本が遠くて残念。。。
しょうがない、アーモンドの花見でもしながら楽しみましょか(笑)。

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あ、でも、スペインにも、実は桜の名所があるんです。
エクストレマドゥーラ地方の北部にあるValle del Jerteという谷にたくさんの
桜が植わっているそうで。今度行ってみたいな。

ごちそうさま〜。

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日本でも手に取ることができるラベントス・イ・ブランのカバ。(日本酒類販売さん取扱い)

実は、私は、あまりこのカバ、飲んだことがなく、知識不足で間違ったイメージを持っていた。
ラベントス・イ・ブランは、コドルニュの創業者であるジョセップ・ラベントス氏から3代目の
ホセ・マリア・ラベントス氏が、コドルニュから独立して創業したのだ。
だから、同グループとして、大量生産で、低価格かつ安定品質のカバ造りをラベントス・イ・
ブランもしているのだろう、くらいに思っていたのだ。

ところがどっこい、訪れて発見したのは、自社畑のみから長期熟成のこだわりのカバのみを
造る、異なるスタイルの生産者だった。

カバの歴史をひもとくと、最初に現れるのがコドルニュ社。後に創業者となるジョセップ・
ラベントス氏がチャレロ種で瓶内二次発酵のスパークリングワインを初めて造った。
これがカバの始まり。
それまでは、ミステラ、赤ワインが主だったこの地で、ドライな泡ものがいけると直感した
のだそうだ。しかし1914年からスパークリングワインビジネスを始めたフレシネと対抗する
ために、コドルニュは品質を重視したカバ造りをするのではなく、フレシネと同じような
価格競争に入ったことにより、その哲学に納得できなかった3代目のホセ・マリア氏が独立し、
コドルニュの真向かいにラベントス・イ・フランを創業したのだった。

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すぐ畑に案内してくれた5代目のペップ(ジョセップ)さん。
樹齢70年のチャレッロ種の畑で。

小さい頃から栽培・醸造に自然に触れ、マドリッドで醸造学を学び、バルセロナでソムリエ
資格を取得、ドイツ、フランスなど様々なワイナリーで醸造・栽培を実地で学び、フランス
のRM、シャトーとのつながりも深いペップさん、それでも知ったかぶりしないで、分からない
ところは分からないと素直に言いながら、真摯に説明してくれた。
「私たち人間が良いカバ、ワインを造り出すのではなく、全てブドウが、自然が、教えて
くれるものを伝えるべく形にするだけ。」

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共に訪問した、ブログCatavinoを運営するアメリカ人のガブリエラと剪定を教わった!

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芽の部分が上に向くように、根に近い2つの芽のみを残して剪定。
枝が二つに分かれていたら、2年目の枝と1年目の若い枝を見極めて、2年目の枝を切って、
1年目の枝のみを残す。
1つの芽から最大2房のブドウが生るという。

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アントニオ、ルイス、フアンさん、熟練の作業者さんたちがしっかり畑を守っている。

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電動剪定鋏みを持つガブリエラ。

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興味深い栽培方法として、ゴブレの状態をツルを上に這わせて垣根式にしている。
もともとの栽培状態を壊さずに、垣根式の良い部分を取り入れた方法で印象的だった。
120haに及ぶ畑は、環境を大切にしながら、ブドウの品質も重要視する自然派栽培。

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区画 グラン10。樹齢70年になるチャレロ種。
標高250mほどの丘の斜面で北向きの畑。この土地は地中海性で温暖なため、冷涼さを
求める必要がある。凝縮感、爽やかさ、深さのあるカバ造りに大変重要なブドウ。

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醸造所内を案内してくださった4代目のマヌエル氏。
「近代技術は、ブドウの個性をそのままグラスまで伝えるための助けになってくれる
べきもの」。最高のカバ = その土地のブドウの個性、テロワールが感じられるカバ
を目指す真剣な眼差しは印象的だった。
驚いたことが、スペインでは習慣がない、社内での業務のローテーションをやっていること。
お互いの仕事を尊重、より良く仕事の流れがわかる、チームで働く、スタッフへの教育の
重要さ、単調になりがちな仕事のモチベーションを上げる、それをすごく心得ていらっしゃる、
マヌエル氏。
スタッフ30人で常にコミュニケーションを取って、オーナーだけが決定権があるのではない、
一人一人の意見を尊重して、仕事をしている、そんなマヌエル氏の哲学が目に見えてわかった。

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名称 : Manuel Raventós Gran Reserva Personal 1999
品種 : Macabeo 25%, Xarel.lo 25%, Parellada 40%, Chardonnay 10%
産地 : DO Cava
生産者 : Raventós i Blanc

4代目マヌエル氏の名を冠したグラン・レセルヴァ。
1999から2002まで垂直試飲をさせていただいた。
1999は、奥行きのある、ハチミツの芳香が素晴らしい、6年の瓶内熟成とは思えない
果実の活き活きさを失わない、エレガントでピュアなカバ。
2001ビンテージからチャレロとパレリャーダのみを使ったスタイルに変更。
同じ銘柄でも、全く違うカバだ。

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マヌエル氏がご一緒くださった。

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敷地内にあるステキな広間でマヌエル氏、ジョセップの奥様、国際マーケティング
担当のフランセスク、イグナシと、Catavinoのガブリエラとお昼を過ごしながら、
様々な話をすることができた。

その中で、興味深かったのが、ラベントス・イ・ブランの人達は、彼らのカバを「カバ」と
いう定義を超えた存在にしたい印象を受けた。いわゆる「カバ」はシャンパーニュと
比べてどうしても低品質のイメージが否めず、そうではなく、歴史は違えども同じ醸造
方法で造られるカバを優劣ではなく、異なるワインとして消費者に見てもらいたい、
という気持ちの裏返しなのだ。
そういったイメージを払拭するには何が必要か。
やはり、生産者が消費者を教育していく必要がある。もっと、ワイン・カバ、それが
造られる背景、環境、そういったものを肌で感じる環境を用意して、正しい知識を持って
もらう、ワインツーリズムはその最たる方法だと私は思う。
ラベントス・イ・ブランは、まだワインツーリズムを取り入れていず、本当に興味を持って
来てくれる人にはいつでも受け入れるが、結局、フレシネやコドルニュのように、毎日の
ように観光バスで大人数のグループがやってきて、それを対応する要員もいなければ、
逆にそういう対応をすることでイメージが悪くなってしまうことを恐れてもいるようだった。
小規模生産者は特に畑も見て、醸造もして、様々な展示会や試飲会に参加、営業活動もして、
と、とにかく朝から晩まで週末もなく働く人達を多く見ているから、ほんとに大変なこと
なのだ。要員不足というのは最大のネックなのだと思う。ただ、シャトーヌフ・ドゥ・パプを
訪れた時に見た、大小あらゆるワイナリーが、入り口に「見学できます。」の看板を立てて、
受け入れることができている風景を思い出すと、認識・姿勢の問題なのだな、とも思う。
また、生産者同士でもっと一丸となって様々な奨励イベントを企画するなど、色々な方法を
使っていくべきだ。

その生産者の方々の最高のカバを造ろうとする情熱、熱い夢、全てのスタッフが一丸となって
働く姿勢、プロとしての志の高さ、そんなことをたくさん感じることができる訪問だった。
足を運ばないとわからないことがたくさんありすぎて、、
これからも、もっともっとワイナリーに行きたい!

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ロゴにも使われているワイナリーのシンボル、樹齢500年以上のオークの木。
今年1月に入って雨が多く、雪も降ったそうだ。
そして、突然、木が傾き始め、倒れてしまったそうだ。
この土地を何百年も見つめてきた大きな大きな木は、それでも生き生きとして、これからも
ずっとずっとこのワイナリーの歴史の証人になっていくように思えた。

ラベントス・イ・ブランのみなさんには本当に感謝。

以前からずっと訪れたいと思っていたカバ生産者 カバ レカレド(Cava Recaredo)。

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伝統的手法を守り、ブルット・ナトゥーレにこそカバの本質があるとし、甘味添加は一切しない。
そのこだわりのカバに世界中から評価される。カバ好きの旦那も私も大好きなレカレド。
そのカバが産まれる場所、そのカバを造り出す人と出会いたくて、訪れた。

マタ一家が1924年から代々で営む造り手。
チャレロとマカベオをメインに頑固なまでにこだわるカバを造り続ける。畑から醸造まで、全ての
工程において、徹底されているそのこだわりの姿勢には、感動さえ覚える。美味しいものを
造ろうとする、代々受け継いだ伝統を守ろうとする情熱がセラーのそこここに感じられた。

レカレドには創業当時から守り続ける「誓い」がある。

① 農作年のカバ・ブルット・ナトゥレのみを生産

全ての銘柄がドザージュ(甘味添加)なしのブルット・ナトゥレ。20年近く前まではBrut, Semi
Secなども造っていたのだそうだ。しかし、カバそのものの味わいを大事にしたいと、方向転換。
そして、基本、ビンテージをブレンドしないミレジメ・カバ。長熟カバの中には味に深みを持た
せるためにリザーブワインを使用しているものもあるが、6,7%と少量。

② 有機栽培 方向性はビオディナミへ
   
殺虫剤、農薬は一切使わない自然を尊重した栽培。1区画でビオディナミを実験的に行っており、
将来的にはその方向性だという。自然を尊重する、という点で、自然酵母の開発にも力をいれる。
自社畑のブドウから採れる酵母を開発。それを発酵用に添加できるようになれば、本当の意味で
自然のカバを造ることができる。すごいっ!

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③ 収穫は全て手摘み

自社畑はSant Sadruní d’Anoia村近くに4,5箇所に分かれており、土壌も少しずつ変わる。
特に村から西へ少し行ったEl Serralという畑は、石灰質土壌で、地表はごろごろした石で覆わ
れていて、ブドウ樹の根が長く地下まで伸び、旱魃にも強い。ペネデスにこんなに石で覆われ
た畑があるのには驚いた。生産の60%は自社畑で、残りは信頼のおける農家からブドウを購入。
全て手摘み。

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緑色の部分が自社畑。

④ 二次瓶内熟成は天然コルクの栓で100%実施

ゆっくりとした酸化熟成が行われ、長期熟成型に有効な天然コルクでの二次瓶内熟成。それでも
この手法を守り抜く造り手は世界でも数えるほどだという。

⑤ 動瓶(レミュアージ)は、伝統的なピュピトルで手作業によって行う

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斜めに挿入された瓶を時計とは逆周りに8回に分けて少しずつ動かしていく。年間約350,000本の
生産は、生産者の生産規模としては大きくなくても、350,000本のピュピトルを100%手作業で行う、
というのはものすごい手間のかかることだし、熟練者さんが必要だ。

⑥ 瓶内の澱取りは、首部を凍らせずに手作業で行う

ピュピトルだけでなく、澱取りも100%手作業!今まで首部を凍らせて澱取りをするのしか見たこと
がなかったため、凍らせずに澱を抜いて、カバがこぼれるのを最小限にくいとめるその高い技術
には度肝を抜かれた!瓶を下向きにして、コルクを外して、澱が出切るその瞬間に瓶を上げる。
瓶内熟成後の瓶内は6気圧にまで達し、コルクを外す際もとても危ない。熟練の技が必要な大変
難しい作業。

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創業者ジョゼップ・マタ・カペヤダス(現オーナーのお爺さま)氏の澱取りの作業。
(醸造所内は写真撮影禁止のため、レカレドのホームページから写真を拝借。)

感動覚めやらぬまま見学を終え、試飲ルームへ。

一番スタンダードなブルット・ナトゥレの試飲かと思ったら、1本24ユーロもするドライカバの最高峰、
Brut de Brutを供出してくれた。

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名称 : Recaredo Brut de Brut Gran Reserva Brut Nature 2002
品種 : Macabeo 72%, Xarel・lo 28%
産地 : D.O. Penedès (Alt Penedès)
生産者 : Cava Recaredo
http://www.recaredo.es/

石灰質土壌、樹齢30年のブドウからチャレロ種はベースワインをオーク樽で熟成、その後、二次
瓶内熟成63ヶ月。泡が、とてもとても細かくて、豊かなパン屋の酵母の香り、熟した柑橘系果実
の香り、厚みがあって、爽やかな酸がとても心地よい。とにかくドライで、ブドウの味わいが熟成
を通じてそのまま表れているような、奥深いカバ。
長熟のため、数分ほど事前に開栓して、カバの味わい・香りが100%表現されるようにって。
そんなカバ、なかなかないです。

更に、見学が終わって、他の人達は帰った後、私達がまだ感動に浸りながら二杯目(笑)を飲
んでいたら、オーナーの方が来てくださって、今度はもう一つのグラン・レセルバも試飲させて
くれた。

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名称 : Recaredo Gran Reserva Brut Nature 2003
品種 : Macabeo 54%, Xarel・lo 40%, Chardonnay 6%
産地 : D.O. Penedès (Alt Penedès)
生産者 : Cava Recaredo

こちらはチャレロの割合が多く、シャルドネも少し入って、同じBrut NatureでもBrut de Brutより
フルーティな仕上がり。「良いものを造るにはとにかく時間をかけること」、良いものを造ることに
こだわり続けてきた者だけが実感をもって言える一言。心に響いた。

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現オーナー。創業者のお孫さん。

こちらの人達は、カバといえば、ブルット・ナトゥレがベスト、という認識だけど、輸出される国に
よって好みは違って、日本ではブルットなど少し甘味がある方が好まれる。レカレドのカバは、
㈲アビスジュニアさんという輸入業者が輸入されているが、ブルット・ナトゥレのレカレドのカバ
は、日本ではまだまだ受け入れられにくい現状があることはオーナーさんもおっしゃっていた。

最近のカバ界でニュースになったのが、レカレドが発表した世界で最も高価なカバ
「Turó d´en Mota 1999」。
樹齢68年という古樹からのブドウを、瓶内熟成100ヶ月以上という長熟で、2973本生産、
94,50ユーロで販売されるというすごいカバ!そして興味深いのが、ペネデスのスター品種
チャレロ100%であること。1000本はカタルーニャで販売、500本はスペイン他地域、500本は
輸出用、残りは販促用だそうだ。シャンパーニュでいえば「Krug」みたいな存在になるこのカバ。
価格のみならず、ものすごい希少ものなだけに、飲むことはおろか、目にすることもできないかも
しれない。。。。コレクター用、ですな。
でも、これだけ他に類を見ない高価なカバを造るあたり、生産者の自信が感じられます。

見学後は、今まで感じていた好印象を更に上回る感動をもって、レカレドを後にすることができた。

【追記 (2009年8月5日) 】
このカバたちを日本に輸入されているアビスジュニアさんのご尽力のおかげで、
この究極のカバのテイストが、日本の専門家の方々にも少しずつ認められてきて
いるそうだ。素晴らしいことだ!

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今年12回目になる、サン・サドゥルニィ・ダノイア(Sant Sadruní d’Anoia)で行われるカバ祭り。
http://www.cavatast.cat/ 
カバ好きな友達Jちゃんがいつも声を掛けてくれて実現する「飲んだくれピクニック」。
今年は3〜5日の3日間催されている。

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青空の下、キリッと冷えたカバを楽しめるのは、とても贅沢で。
前日の雨模様がうそのように、気持ちいい秋晴れ。

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エキスパートの友達に習って、家からチーズやハムやら持参してカバと共に楽しむ。

今回は、カバ祭りに行く前に、ものすごいカバの造り手、Cava Recaredoのセラー見学をして、
素晴らしいカバを試飲させていただいたため、その後のカバ祭りで飲んだカバの印象は皆
かすんでしまった、というのが正直なところだった。というか、本当におっ!っと思えるものに
出会わなかったんだなぁ。
だから今回は、新しい発見というより、既に高く評価している生産者の偉大さを再確認する
ことの方に重きが置かれた形になった。

そのひとつに、Caves Naveranがある。
2年前に来た時も、同じ造り手のおじいさん(名前は遂に聞くことができず。。)が、ご自慢の
カバを供出してくれた。とても気さくなおじいさんで、自分の造るカバよりも、人生の哲学を
話し出す。

そして今年も。懐かしい気持ちでNaveranのブースを覗くと、いらっしゃった!
まだまだお元気そうで。
シワは増えた感じだけど、変わらぬ笑顔(か、またはおシワがそう見せてるのか)と弾丸トーク。
「わしは誰に対しても平等だ。どんな扱いを受けようと、わしは全ての人間を愛する。
政治家だけはバカだと思うがな。わっはっは。」
評価の高いナベランのカバ。

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ふと目に入ったお洒落なエチケットのカバたち。
即効で気になったロサド。カバではなかなか珍しい、銅のような色彩を帯びたサーモンピンク。
品種は?「トレパットだったかな、、、、いや、違う、シラーだ!」
いや、ピノ・ノワールだった(笑)。

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(もう空っぽですが。。。)

名称 : Naveran Perles Roses Millsime 2007
品種 : Pinot Noir 100%
産地 : DO Penedès (DO Cava)
生産者 : Sadeve S.A. (Caves Naveran)
http://www.naveran.com/

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これには参った。もう、色からして大好き。とてもとても細かい泡が豊かに立ち昇る。
酵母というよりは樽熟のスモーキーな香りに、奥の方に感じる赤果実系。
心地よい酸味で、すっと入る。味わい深い。
こういうロゼ、いいねぇ。プロヴァンスのロゼを彷彿とさせる。

この生産者はとても気になる。是非、醸造所を見学したい。

それでも、様々な造り手の方たちと話をしながら、カバ1杯券で2杯分いただいたり(笑)、
そういうフレンドリーな雰囲気を楽しむのは、とても好きだ。なんだか図々しい「オバタリアン」
のような気持ちがしないでもないけど、こっちはそれほど規定に縛られない融通性があるし、
「言うが勝ち、やるが勝ち」的なところがあるし、ワイナリーだって飲んでもらえればそれだけ
宣伝になるし、それでいいんだって納得している。

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ひとつ試したCal Bray vinticincの料理、ラムにじゃがいも、玉ねぎなどの野菜、そして
ブドウの実(Muscat)と、様々なスパイスで煮込んだ一品。
ブドウの自然の甘味が調和されて、美味だったねぇ。

さて次回は、そのものすごいカバの造り手Cava Recaredoの模様を!

*versión español abajo

カバは近年昔の「シャンパンの安い親戚」イメージから完全に脱皮している。
昔はクリスマスなど特別な機会にだけ飲むものだったが、それも変わってきている。リキュール・デ・エクス
ペディシオンの違いだけでクオリティを競っていた時代も終わった。
今はもっと繊細でこだわりの味わいのカバがどんどん産まれ、大きな醸造所のみならず、多くの小さな
醸造所が精魂込めて造ったカバがどんどん誕生し、棚を争う。

ワイン店Vinatocetaでのカバ試飲会。

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今回の試飲会の発見
1. シャンパンのようなカバ Parxet Aniversario
2. コドル二ウ ロゼの良さの再確認
3. ステキな発見

1. シャンパンのようなカバ

びっくりした、こんな味わいのカバがあったとは。

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名称 : Parxet Aniversario
品種 : Chardonnay
産地 : D.O. Cava (Aella)
生産者 : Parxet

Alellaという土地は特別なようだ。カバ醸造所のParxetの75周年を記念して造ったカバだという。
このカバを造ったエノロゴさんに話を聞くことができた。地中海気候で雨量は600mm以下、朝晩の温度
差は大きい。ミクロクリマで、海側と、内陸側に小さな丘を越えて斜面、森の近くなどでは気候、土壌が
変わる。内陸、Mollet側のブドウからは温暖で香り高いワインに、海の近くのほうは、ブドウの完熟を助け、
凝縮度が高くなる。それぞれの畑から最良のブドウを選果し、Allier新樽を一部使いベースワインを造り、
熟成計3年をかけて、カバが出来上がる。
幸運にも、このカバを造った醸造所のエノロゴさんの方にお話を聞くことができた。

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どうしてこんなカバができたのか、ペネデスのカバとどう違うのか、
と聞くと「そのテロワールがそのままでたまでだ」と。Alellaのテロワールはすごく特別なようで、ブルゴー
ニュのようなシャルドネができるのだそうだ。
そして、このカバのもうひとつの秘密。ヴィンテージによって、赤い色素を抽出させないで造ったピノ・ノワー
ル(Pinot Noir vinificado en blanco)を僅かに加えている点。更なる複雑さが添えられる。

本当にシャンパンのようなラクトースの甘み、アンズなどとても繊細な、たくさんの香りが広がる。
ケーキ屋さんに入った時の甘すぎない優しい香り。ほんとに複雑で、シャンパンのような味わいで驚き。
お値段も35ユーロほどとシャンパン並み。試飲会で知り合ったトマスというカバ大ファンの兄ちゃんに言わ
れ、試飲会で二番目に価格の高い、Llopart Ex Viteというカバと比べてみた。香りはなかなか良かったが、
味は深みがなく、28ユーロの価格に見合わない印象だった。
また、Parxetと比べるとその差が歴然としていた。

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こんなすごいカバを造ったこのエノロゴさんには拍手喝采。。(ちょっとぶれててごめんなさい)

2. コドル二ウ ロゼの良さの再確認

Llopart、Torello、など4,5種のロゼが出ていたが、一番良かったのは
コドルニウ ピノ・ノワール・ブリュット・ロゼ

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何度が飲んだことはあったけど、他のと比較してもやっぱり一番だって実感できた。
コスパが素晴らしく、ロゼらしい甘みと共に酸味と少し苦みがあり、喉越しもとても爽やか、本当に飲み
心地がいい。さすが、カバを初めて造った醸造所の貫禄あり。

3. ステキな発見

参加していたカバ醸造所のひとつにMont-Ferrantがあった。バルセロナから海岸沿いに60km北にある
Blanesにあるこの醸造所は、実はペネデスのRoger Goulartと同じオーナーだそう。その二つのワイナリー
の技術マネージャーの方とお話ができた。ロジャー・グラートのロゼ・ブリュットはTV番組のブラインド
試飲でドンペリに勝ったことがあって以来、日本で売れに売れている。この春日本に行った時にも酒屋、
ワイン店など様々なお店でこのカバを目にし、気になっていた。
こちらで目にしたことがなく、聴いてみると、メインは輸出用だそう。でも百貨店El Corte Inglesでは販売
しているとのこと。このカバ日本には98年から入り始めたのだそう。三国ワインさんが輸入されている。
今でこそ人気のカバだけど、始めは少しずつ、販促をし、長年の努力が実ったのだそうだ。Mont-Ferrantの
カバもSant Pauなどのスペイン高級レストランに入れる動きをしているのだそうだ。
今度、是非Roger Goulartロゼ、飲んでみよう。

昔は「シャンパン」という名前をラベルに記載することができ、シャンパンのイメージで売上につなげる
ことができていたカバ、それが禁止され、「カバ」だけで立ち向かう時代になって十数年。単なる爽やかな
スパークリングとしてでなく、シャンパンと競えるような、味わいを楽しめるカバがたくさん、本当にたくさん
造られる時代になっている。


Últimamente la imágen del cava está cambiando de la que tenía
en el pasado, en la que se consideraba que era el
"pariente pobre y barato del champagne".

Antes la gente sólo tomaba cava en las ocasiones especiales como Navidad,
pero eso también ha cambiado. Hoy en día, hay cada vez más cavas
con finura y personalidad, no solo de los productores grandes sino también de
muchos productores pequeños que estan elaborando cavas de gran calidad

La cata de cava en la tienda "Vinacoteca"

1. Parxet Aniversario 75 el cava como si fuera un champagne
2. Reconfirmación del alto nivel de Codorniu Rosado
3. Roger Goulart

1. Parxet Aniversario el cava como si fuera un champagne

Fue una alegre sorpresa el haber descubierto este cava.

Nombre : Parxet Aniversario 75
Variedad : Chardonnay
Zona : D.O. Cava (Aella)
Productor : Parxet

Veo que Alella es una zona especial. Es el cava que se elaboró
para conmemorar el 75 aniversario de la bodega Parxet.
Por suerte, he podido hablar con el enólogo de Parxet que elaboró este cava.

Alella tiene el clima mediterraneo, con unapluovosidad de menos de 600mm,
y hay una gran diferencia entre la temperatura del día y de la noche.

En la parte interior donde tiene el clima temprado aporta las uvas con aroma rica,
y en la parte de la costa aporta las uvas con mayor madurez y intensidad.
La parte interior con un clima templado aporta a las uvas un rico aroma, la parte
de costa hace que las unas tengan una mayor madurez e intensidad.

Parxet selecciona las mejores uvas y elabora el cava haciendo la crianza por
3 añs después de elaborar el vino base en la nueva barrica frances, Allier..
¿Cómo se consiguió a elaborar un cava como así?
¿Cúal es la diferencia con el cava del Penedès?

El enólogo de Parxet contesta muy simple ante mis preguntas,
"Nuestro cava es simplemente el fruto del terroir".
Él comentaba que el terroir de Alella es muy especial y eso aporta un cava de
Chardonnay como si se hubiese elaborado en Champagne.

Otro secreto de este cava es que además tiene un toque de Pinot Noirt.
Depende de la añada, hacen coupage de Pinot Noir vinificado en blanco para dar
un toque de complejidad.

Es un cava que tiene la dulzura lactosa como el champagne con un aroma muy
fino de albaricoque etc. Tiene el aroma muy agradable de una pasterería.
Es un cava realmente complejo.
El precio también es como lo del champagne, 35,00 Eur.
Lo interesante fue ver la diferencia muy grande entre este cava y otro
Llopart Ex Vite que costaba más caro después de Parxet Aniversario en la cata.
En el Llopart Ex Vite, faltaba la profundidad.

2. Reconfirmación del alto nivel de Codorniu Rosado

Había 4 o 5 rosados como por ejemplo de Llopart、Torello, y el mejor era

Codorniu Pinot Noir Rosado

Lo habia probado algunas veces, pero he reconfirmado lo bueno que es comparando
con otros rosados. Tiene un costperformance muy alto. Dulzura y acidez agradable,
y muy fresco.

3. Roger Goulart

Una de las bodegas que participaba era Mont-Ferrant. Es una bodega situada en
el pueblo de Blanes, a unos 60 km al norte de Barcelona. No sabía que el
dueño de esta bodega es el mísmo que lo de Roger Goulart. He hablado con el
responsable técnico de las dos bodegas. Sé que el cava rosado Roger
Goulart tuvo un exitazo en Japón tras haberse transmitido en la TV.
Tenía mucha curiosidad en probar este cava. No lo había probado hasta ahora.
Es el cava para la exportación. Empezaron a exportarlos a Japón
desde 1998 a traves de Mikuni Wine. Al principio costó vender, pero
tras la promoción paciente, ha tenido exito. Me gustaría probarlo pronto.

Han pasado más de 10 años desde que prohibieron nombrar
"champagne" en la etiqueta del cava. Ahora es la época de
poder disfrutar los cavas sabrosos y con personalidad, no solamente como
un vino espumoso fresco.