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無題
今年の7月にバルセロナにオープンした「MONVINIC」。
最近、やっと訪れることができた。
MONVINIC
Diputació 249
Tlf : 93 272 61 87

バルセロナ初の「ワイン文化センター」。
500㎡のスペースに、4000種を超えるワインセラー、ワインバー、テイスティング・会議スペース、ワインに
関するありとあらゆる書籍・雑誌・ガイド・記録を閲覧できる図書館などとワイン普及のための施設がある。
オーナーはSergi Ferrer-Salat氏。Ferrer製薬の社長さんで、大のワイン愛好家。ワインの知識・情熱は
権威あるソムリエにも劣らず、世界中から素晴らしいワインを収集しているという。
5年前に始まったというこのプロジェクト、彼や一流ソムリエが世界中を巡ってワインを探してきたのだ
そうだ。そのワインたちが集まったMonvinic。

まず入り口がどこにあるのかちょっとわかりずらいデザインになっていて、入ると、そのハイソな雰囲気に
ちょっと気後れしてしまう。おっと、ジーンズで良かったかな。。他のお客さんを見ても普段着の様子、
それは大丈夫そうだ。

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ワインバー。私が入った時はまだ夕方早くて、店内は人数が少なかったけど、
ワイン好きが何度となく足を運んで、情報交換や出会いの場になることは間違いなしだ。

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徹底的な温度・湿度管理が施されたワインセラー。アルミでできた移動式
セラー。40,000本収納可。現在保管10,000本。

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「レストラン」というコンセプトではなく、食文化普及施設としてのスペース。
実際は、レストランと同じように予約もできて、お料理を楽しむことができる。

これだけすごい所、やっぱり会員制なんです。。年間費180€だそうだ。。
でも、ワインバーは誰でも楽しむことができて、私の狙いはもちろんここ。
毎日30種ほどのグラスワインが準備されていて、デジタル画面にあるワインリストでワインを選ぶ。
ワインの基本的な情報や価格が載っていてとても便利。そしてやっぱりここではソムリエさんからアド
バイスを頂きながら色々な種類を試したい。

アルベルトというソムリエさんが3種の白を供出してくれた。全てスペイン以外の白、どれもとても
面白かった。
中でも素晴らしかったオーストラリアのシャルドネ。

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名称 : Howard Park Chardonnay 2003
品種 : Chardonnay 100%
産地 : Great Southern, Australia
生産者 : Howard Park

マッド・フィッシュで有名なワイナリー。
まず強く香ってくる強いスモーキーさ、タバコの葉のような香りに面食らう。こんなシャルドネの香り、
出会ったことがなかった。口の中でもスモーキーさ、藁の味わいなどと共に、果実の爽やかさもきちんと
感じられて。一緒にすっと消える感じだけど、残る長い余韻。バター・アーモンドなどのクリーミーな
味わい。あぁ、一生忘れられない味わい。
65%はフレンチオーク新樽で、35%は1、2年目樽で発酵。2003年は例外的に乾燥した年。3月まで雨が
降らず、夏は40℃近くまで昇る暑さも。このため、収穫期には99%の確率で適熟白ブドウが収穫できた。
アルベルトさんが、グレート・サザン地域では、ハイ・トーストのオーク樽を使用、長いシュール・リーが
特徴的で、そうした特徴もバランス良く出ている、と。
全ての工程で最適な保管状態を保てば樽熟しなくても、秀逸な白はこんなに持つ!
何を隠そう、オーストラリアのシャルドネ単一品種白は初めてでして、、のっけからこんな秀逸な白を
頂けたのはなんと幸運なことか!

世界中から、素晴らしいワインを集めてきて、この空間でワインの旅ができる。
ハーフグラスとフルで選べて、グラス価格も決して高くない。

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ソムリエさんたち。左下がアルベルトさん。とても気さくな方。

スペインワインをメインにプラスアルファで海外ワイン、ではなく、世界中のワインを公平にフォーカスし
ている点がとても新しい。スペインもどんどん外に目を向け始めてるなぁ。
ワインの中にはスペインでは手に入らない、Monvínicでしか飲めないプレミア付きワインも多くあるそうだ。

「ワインの世界 (Monvínic)」
個人的にはワインを楽しむのに、こういうリッチな空間が必要かってことには疑問がある。
ワインって日頃気軽に楽しむべきものだと思うから。
でも、ワインというテーマを多角的な面からアプローチし、世界中のワインを楽しむことができる集合施設が
我が町にできたということは飛び跳ねて喜びたいぐらいなことなので、文句は言いません(笑)。
足繁く通わせていただきます!