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皆さま、明けましておめでとうございます!
かたつむりよりも遅いアップ頻度ではありますが、苦笑、
2016 年も引き続き、スペインのこと、ワインのこと、綴って
いきたく思いますので、今年もどうぞよろしくお願いします。

昨年末のホットな話題から!

http://www.ccma.cat/.../allan-pallars-jussa-il.../video/5555916/

去年の10月からカタルーニャのテレビ局 TV3で放送開始した

Catalunya Experience 」。

という番組。
年末まで毎週1回放送してました。

外国からゲストを招待し、自然、文化、歴史、食、ワイン、
スポーツなどなどカタルーニャの魅力をパーソナルな視点で
伝えるドキュメンタリー番組です。
よくある旅番組の一種といえばそうかもですが、カメラワークの
クオリティの高さや地元の人やゲストなど人にフォーカスし、
親近感のある内容で、1時間近くがあっという間に終わってしまいます。
また、カタラン語もですが、ゲストとプレゼンターの女優さん
イバナ・ミーニョさんは英語で会話をするため、色んな人が楽しめる
仕組みで、これもあるようでなく、魅力的です。

放送2回目は、様々なアウトドアスポーツを楽しむ回でしたが、
ピレネー前山1000mの地でワインを造るカステル・デンクス
登場します。もちろん造り手のラウル・ボベも登場します。

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' 24:20 くらいから5分くらいの間です。

カステル・デンクスの周囲の風景や畑、12世紀の従軍僧侶が
ワインを
造っており、ラウルも現在使っているクップ(岩の
発酵槽)も出て
きます。

" The perfect wine doesn´t exist. The wine changes as you change."

深い〜ラウルさんの言葉。

そしてっ!

記念すべき
9 回目 は、日本から2人のソムリエさんがゲストで登場。
ペネデスとプリオラートを代表するこだわりの造り手たち、
ブドウが生まれる美しい自然、そして彼らのワインに頭のてっ
ぺんから足の先までどっぷり触れ合っていました。


スクリーンショット 2015-12-17 12.09.17.png塩川昌能さん 日本橋高島屋 ソムリエ
田代圭さん 大阪 Chi-fu シェフソムリエ


「ワインは味わいだけでなく、その背景にどんなストーリーが
あるか、風景があるか、人がいるか、それがとても大
事で、
グラスの中にそれら全部を感じることが大事。」


「プリオラートという地でワインを造るには強い意志や情熱が
必要。そうでなければ土地が行く手を阻んでしまう。
それだけ大変な環境。」

「ソムリエの仕事は知識ではなく、どれだけお客さまを
ッピーにできるか。」

「(エチケットではなく)ボトルの中身を見れば、カバは
素晴らしいワインだ。」

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トン・マタ  レカレド
カバの最高峰。

「カバが風景を、風土を感じさせる、テロワールを表現す
ワインであり得ること、もっと知ってもらいたい。」


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ドミニク・フーバー テロワール・アル・リミット
プリオラート北部の高標高・冷涼なエリアのプリオラート
らしさを追求。

「とても暑く、雨が少なく、閉鎖的な土地で非常に難しさのある
プリオラート、でも世界で最も個性的なワインがで
きる特別な
産地の1つだと思う。」

スクリーンショット 2015-12-17 12.05.04.pngサラ・ペレス  マス・マルティネ、ベヌス・ラ・ウニベルサル
 &  
レネ・バルビエ 
クロス・モガドール、ベヌス・ラ・ウニベルサル
プリオラートの改革者の第二世代として
温故知新でプリオラートを牽引する。

「プリオラートは唯一無二の土地。
その年の特徴や気候がワインに反映されるように、人も、
私たちの関係(意見の不一致や同意など)も全て反映される、
それがワイン。」

「ワインは私たちの家族と共にある。」

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レネ・バルビエ   クロス・モガドール
 &
ホセ・ルイス・ペレス  マス・マルティネ


いわずとしれた80年代からのプリオラート改革の
立役者のお2人。

「畑は僕にとって子供であり、人生だ。」

「プリオラートの地を発掘し、素晴らしいポテンシャルを
感じ、家族や友人、志を共にできる人たちとここでワイン
造りができる、幸せとともに、そう感じた。」

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イバナ・ミーニョ プレゼンター、女優

「ワインは(人の)距離を狭めてくれる。」

実際にカタルーニャで旅をしているような感覚をお2人と共に
楽しめます!
ワイングラスを片手に、乾杯!


さて、バルセロナのお店紹介、更に続きます~。

c/ Barra de Ferro 1
Telf. 93 295 4797
火~土 : 13:00~01:00
月 : 20:00~01:00
定休 : 日曜、月曜昼

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旧市街ボルン地区、ベノワさんのワインバー l´Ánima del Vil から程近い場所に
ある一昨年オープンしたワイバー Bar Brutal。
ワインショップ Can Cisa と併設してあって、上の図のように 2 つの通りに
面して中でつながっている。
自然派好きにはたまらないバル。
バルセロナのディストリビューターCuvee3000やナチュラルワインの造り手
エスコーダ・サナウハオーナー ジョアン・ラモン、そしてヴェネチア料理屋 
Xemei の双子のオーナーが共同オーナーとして一昨年オープンしたお店。
そのとおりのナチュラルなワインがスペインだけでなく、フランスやイタリア
色んな国のが幅広く揃う。
例外なく総SO2 18 mg/L 以下(=ほぼ無添加)のワインのみを揃える。
さすが幅広い人脈・販売力を持つディストリビューターなので、その種類の
豊富さは見事で、クレイジーなワインだけでなく(笑)クリーンなスタイルの
ワインまで様々ある。

スクリーンショット 2015-06-23 0.06.17.pngかなり前だけど、ゴビーのスペシャル赤を放出してくれた。
飼い犬のワンちゃんの名前を冠した赤。亡くなってしまったのだそう。
さすがにゴビーのワイン。ビンビンなミネラル。
テロワール・アル・リミットの Roc d´Aubaga がグラスで出ることも。

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オーナーの1人ジョアン・バレン
シアが親交が深い、国を超えた自
然派の絆で様々な人を招いては
ワイン会を企画。
非常に魅力的なワイン会が多い。







Consolat del Mar 15
08003 Barcelona
Telf. 93 295 6636
月〜日  : 12:30 〜 0:30(無休)

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「豚ちゃん、あなたに首ったけ!」という名前のお店、笑。
豚肉に特化したお店。腸詰めから色んな部位を絶妙な火入れで楽しませて
くれる。東京、玉川学園にあるカタルーニャ料理屋カサ・マイヤのオーナー
シェフ増渕友子さんが料理人として 7 年間修業を積んだカタルーニャの
お店アルス・カサルスがこのお店にコラボしている。
このアルス・カサルス、レストランとオーベルジュを持ち、また、食材の
ほとんどを自給自足。豚肉もそうで、豚小屋を持ち、鶏も卵も広い敷地を
駆け回る鶏から。

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そして、豚肉料理をどんなお酒に
合わせているかというと、、、、

泡!泡!泡!

カバからシャンパーニュまで
スティルワインはほとんどなし。
特にシャンパーニュの RM のこだ
わりの造り手のセレクトが幅広く
とても魅力。

肉には赤。じゃないじゃない。

このお店の豚肉は全然重くないし
脂もサラッとしているけど、深みが
あるシャンパーニュの味わいと泡で
口中がさっぱりとし、いくらでも
お肉を食べられる気がしてくる。

フランク・パスカルのシャンパーニュはフランスにお住まいの方からご紹介
頂いて飲んだ時からとても好きで。

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アイルランド仕込みの地ビール
(こんなカラフに入ってくる。あっという
間に空だけど、笑)も旨いっ。
確かプラスでお支払いして、このカラフを
持ち帰ることもできたはず。












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お昼と夜の間に閉まらないし、
毎日営業なのも嬉しい。


















楽しいお店が続々なバルセロナ〜!





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北のワインが好き。

さ、酸、エレガンス。
南の、特に地中海はどうしても暑さを感じたり重かったり。

そういうイメジは、今はもう、捨てている。

ヨーロッパの北の人たちはバカンスになると太陽を求めて南に
移動してくる。強い日差しに慣れていなくて体が真っ赤っかに
なっても構わずビーチで太陽を浴びている。
天気は人間の性格をも左右する。

太陽は、人に心身のエネルギーをくれる。

それは、植物も一緒なのだと思う。

太陽 = 明るい
太陽 = 優しい

そういうのが体に広がる感じ。

最近の地中海のワインにはポジティブにそれを感じる。
人間が自然に太陽を求めるのと同じように。

大なワインは北にこそ。そうされてきた。
でもそのワイン地はどんどんわっている。
南でも素晴らしいワインができる。

それを体現するワインたちがそこここに産まれている。

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プリオラートの異端児、テロワール・アル・リミットのドミニク・フー
バーがこの2月の来日時に語ってくれたことや哲学に地中海ワインの
今を読み解くヒントが多くあることを感じた。
彼のコメントのキーとなるメッセージを拾ってみる。

【地中海料理に合うワイン】
地中海料理からワインに魅了されてワイン造りの世界に入ったドイツ人
ドミニクにとって、ワインは食と合わせられることが第一条件。
エル・ブリ、セイェル・カン・ロカなど前衛的な料理が発達したス
インの地中海北カタルーニャ地方は山の幸、海の幸両方に恵まれ、伝統
的に食材を大事にしたシンプルな料理が多い。
地中海料理が全体的にそうなのだ。
そうした料理に合うワインは濃いワインではなく、軽やかでエレガントな
ピュアなワイン、赤よりも白やロゼの方が合わせやすい。
そういう想いからプリオラートで新境地を築き上げた。
プリオラートを含めこれまでの多くの地中海のワインはそれが考慮されずに
造られた濃いワインが多い、とドミニクは考える。

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大陸性気候産地と地中海性気候産地は全く別の世界だということの認識】
大陸性気候と地中海性気候
ヨーロッパはこの2つに産地が分けられる。
歴史的な銘醸地は北で、醸造技術もボルドーが全ての産地に影響を
与えてきた。

大陸性気候産地は早くから(17世紀半ば)ボトルに入れたワインが
造られるようになった一方、地中海気候産地はもっぱらバルク売りが
中心だった。
プリオラートの濃いアルコール度の高いワインもバルクで大陸性産地に
売られ、不作の年などに少しブレンドする用に売られていた。
もともと地中海側は大きな土地を1人の地主が所有して大量に造る、
いわゆる職人気質でこだわりのワインを造る、というよりは大量に造る、
そういう傾向があった。
フランス(南部)にもイタリアにもスペインにも共同組合は多かった
からクオリティが第一という訳ではなかった。
2030年前から北から若手の造り手たちがやってきて地中海の産地に
魅了され素晴らしいワインを造り始める。

地中海の環境に即したやり方で。

成熟が不足することから抽出を重視し、樽(バリック)で熟成。
日照量が多く雨が少ない地中海は真逆の環境。
北の雨の多い土地で育った木でできた樽(バリック)で寝かせること、
それがどうして地中海性気候のブドウに適するだろうか。
そういう視点でワイン造りをする造り手が南仏やイタリアに現れ
始める。

伝統的に地中海でされてきた全房発酵、
抽出せずにそのまま煎じる造り、
バリックではなく大樽やセメント、アンフォラなどで寝かせる。
北の品種ではなく伝統的に地中海にあった品種で。
太陽があるからこそ健全に成熟するブドウをダイレクトに表現する
ことを重視。

それを追求することで地中海のテロワールを表現することができる。

ドミニクはドメーヌ・ゴビーやマタッサに出会うことで影響を受けた。

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【地中海性気候の魅力】
雨が少なく日照量が多い地中海。
過度の乾燥や日照はネガティブにも働く。
そうした環境で更に痩せた土地だと厳しさは増す。
しかし、農薬の使用をなくし、自然をリスペクトした環境でのブドウ
栽培は雨の多いエリアよりもやり易いし、土の有機質を豊かにして
生命力を取り戻し、根が栄養を吸収し、樹が有機質を取り入れていけば、
酸や糖の成熟と共にフェノール類も同時期に成熟し、過熟してアルコー
ル度が上がってしまう状態になる前にバランスの取れた成熟が叶う。
そうなると収穫のタイミングも自然と早まる。
そうすれば酸を保ち、北の良さ(冷たさ、エレガンス、酸)を持ち、
同時に北にはない良さ(光)をも持ち合わせるワインが地中海では
でき得る。

自然派の流れに合わせ、それに気づいた造り手たちが様々なエリアで
増えている。

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【地中海のポテンシャルは黒ブドウより白ブドウ】
白ブドウの方が実は黒ブドウよりも暑さに強い、とドミニクは言う。
多くの場所で赤ワインの方が造られている中、かなり斬新な見方だ。
でもそれはシェリーやマルサラなどのように伝統的に白ブドウのみで
ワイン造りが行われて来た産地が地中海の南に存在することからも
わかる。
酒精強化の例にもあるように白ブドウは黒ブドウと異なり酸化熟成が
ポジティブに働き、ワインに複雑味を表現することができる。

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スクリーンショット 2015-02-22 15.48.14.pngドミニクのワインはプリオラートの新たなポテンシャルを、そして
地中海ワインの今を、そしてどこか懐かしさを感じさせてくれる。

地中海でこれぞと思うワインたち
(一部まだ飲んでいず、注目しているものも含む)。

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知らないワインもまだまだたくさん。
ギリシャ、トルコ、グルジア、イスラエル、、地中海はとても広い。

フィロキセラ以前は地中海はあたり一面がブドウ畑だった。
今よりずっとずっとたくさんブドウが栽培されていた。

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山や丘の斜面は木や草で覆われながらも、昔ブドウを植えるために
作った石塀が連なり、ブドウが植えられていたえる。
ワイン造りが生まれ、古代ロマをて一大文化となった地中海。
志を同じくした造り手たちが国を超えつながり刺激し合い、情報交換・
共有する今の時代、それがうねりとなっていく。

地中海は今まさに最も面白い時代に入っているといえるのではないか。


醸造学校やワイン業界では、ワインが濁らず、透き通ってクリーンな状態を良しとする。
OIV (国際ブドウ・ワイン機構)はワインコンクールで濁りのあるワインにメダルを授与
しない、と定めている。
ボトルで長い間熟成させた赤で澱が溜まっているいるケースを除いては、澱は悪者、だ。

でも澱は、時としてワインの美しさを増してくれる。
澱は他に添加しない限りはブドウそのものの酵母が変化したものであり、果肉や種子
だけでなく、果皮と共にブドウ、その土地を感じることができ、より違う次元で品種特性、
複雑さを感じることができる。
また澱は酸化を防ぎ、フレッシュさをもたらしてもくれる。
熟成中も澱と共に寝かせれば、その間ワインは酸化から守られる。
瓶詰め時に安定化処理やフィルターをしないか、程度を低くすればワインは守られ
SO2の添加量も多くなくて済む。
もちろんバランスはとても大事で、澱だらけで、ワインの味や香りの主役が澱に
なってしまうのも濁り過ぎで舌触りが不快なのもいただけない。
寄り添うようにして存在する澱の存在はたまらない。

スペインのワインで好きな「澱たちの存在を心地よく感じるワイン」を個人的に
挙げてみると。

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名称:Las Yolas 2011
品種:Albillo 100%
産地:Cangas del Narcea
生産者:Dominio del Urogallo 

アストゥリアス地方の山間を流れるナル
セア川を谷間とするカンガスの地。
トロ出身のブドウ栽培・醸造家ニコラ
ス・マルコス氏が辿り着いた理想郷で
アルビーリョ100%で造る白。
手で除梗、足でブドウを踏み、野生酵母
のみで発酵、フレンチオーク樽で12か月
澱と共に寝かせ、そのまま瓶詰め。
結構中性的な味わいの品種だけど、非常
に果実味豊かで酸がしっかりあり、わず
かに生のアーモンドのようなニュアンス
やフレッシュ感が深みを与える。

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       (ボトルは2005のもの)
品種:Sumoll 85%, Garnacha 15%
産地:Vino de Mesa (Penedès)
生産者:Els Jelipins

ペネデスの奥地の「大草原の小さな家」的
環境で生活・ワイン造りをするアルス・ヘ
リピンス。グロリアがスモイ主体でとても
エレガントでフェミニンで深みのある赤を
造る。
自然な優しい造りで瓶詰め前もフードルの
中で自然に沈殿させるだけ。
目に見えるか見えないか程度の非常に細か
い澱の存在をエレガントに感じ、何とも
言えない奥行きをもたらしてくれる。




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名称:Tio Pepe Fino en Rama 2013
品種:Palomino 100%
産地:DO Xeres-Jerez-Sherry
生産者:Gonzalez Byass

無濾過のフィノ。
毎年 4 月にリリースされすぐ完売してしまう。
できたて、何も引かない、しかしクリーンで
深い味わい。フィノ・エン・ラマを世間に知ら
しめた火つけ役。普通のフィノよりボディが
り、より酵母やドライフルーツなどのニュアン
スを感じ複雑、フレッシュで丸みがあり、飲ん
でいて楽しい。
瓶詰めから 3 か月以内に呑むのが大事。
ソレラのフィノ用のボタの中から最も良いもの
を選んでエン・ラマにしていることもあり、
よりフィノの真髄を楽しむことができる。
塩焼きそばと。

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名称:Loxarel 109  2002
    Gran Reserva Brut Nature
品種:Xarel.lo 95%
産地:DO Penedès
生産者:Loxarel

ペネデスでレセルバ以上のカバとワインを
造るロシャレル。15年前から有機栽培、8
年前からビオディナミでブドウを大事に
ワイン造りをする。アンフォラを使った醸
造も試みるなど 5 代目ジョセップさんは自
然派の造り手。109か月瓶内熟成後、澱と
共にデゴルジュマンせずにリリースという
珍しいスタイル。このデゴルジュマンしな
いというのはカバ規定では認められていな
いため DO ペネデスになる。10年ちょっと
経ってもブドウの力強さを感じ、熟白果実、
ブリオッシュ、ドライフルーツ、ドライフ
ラワー、バター、ミネラルなど次元の高い様々な香りが豊かで、酸がしっかり存在し、
豊かでクリーミーな味わい。フレッシュ感がとてもありユニークなカバ(おっと、カバじゃ
ないか、笑)

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品種:Garnacha Blanca, 
         Pedro Ximénez
産地:DOQ Priorat
生産者:Terroir al Limit

プリオラートで、よりその土地の
表現を、ブドウの表現を、より繊
細でエレガンスを、最も革新的な
形で見せてくれている造り手、テ
ロワール・アル・リミット。
この白は濁っていない。
フィルターや清澄処理を全くせず
ドゥミ・ミュイ内で静かに澱を
殿させた後瓶詰め。とてもクリー
ンだけど細かい澱は除去されていないため、豊かな果実味に、ガラスの結晶の
ような花崗岩質からの素晴らしいミネラル、クリーミーさ、ドライフルーツ、
樽香とより複雑味、深みをかもす一助となり、素晴らしいバランス。
ずと飲んでいたい白。

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名称:Cobero 2012
品種:Palomino 100%
産地:Vino de Mesa
生産者:Goyo García Viadero

スペイン北、カンタブリア、サンタンデー
ルから南西に内陸に行くとある 2000 m級
の山が連なるピコス・デ・エウロパがある。
リベラ・デル・ドゥエロで自然を大事に超
収量のワイン造りをするゴヨ・ガルシア
が発掘したピコス・デ・エウロパに僅か
に残る古樹の畑たち。歴史的にスペイン北
の一部の地域にはパロミノが今でも残る。

もしかしたらピエ・フランコかも、という
斜面の古樹畑からコベロができる。
果皮とマセレーション、発酵・醸し25~
30日、ステンレスタンクで5か月熟成。
SO2無添加、フィルター・清澄処理なし。少し果実の甘みが残る 2012 ビンテージ。
高山の花を感じる。冷涼さ、柑橘系の果実。淡いロゼっぽい色をし、澱の凝縮感も
感じる。
とてもステキな白。

上に挙げたワインたちはほんの一部で澱の存在もブドウの一部、ワインの一部として
大事に造るワインは程度の差こそあれ増えており、挙げればきりがない。
とにかく大事なのは美味しいかで、バランスが大事。だから澱を残すことが良いと
いうのではなく、それを造り手がどのように考え扱うか、が大事だろう。
そういう意味では上記のワインたちはそのバランスが高い次元にあると私は感じる。


ワインに関して
ニューワールドにおけるスペインの足跡を少し見てみたい。

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400周年が祝われている慶長遣欧使節がスペインにやってくるよりも1世紀
ほど前、大航海時代、新大陸の発見により領地を広げ「スペイン帝国」と
まで呼ばれた時代(今のスペインからは考えられない勢いだ、苦笑)があった。

そんなわけでスペイン人がニューワールドのワイン造りの歴史において
果たした役割は少なくない。

スペインの征服者と共に渡ってきたカトリック宣教師の手によってブドウの
苗木がアメリカ大陸に持ち込まれたのが始まりだ。
宗教にはワインはつきもの。
苗木を大量に送り、ブドウ栽培、醸造が現地で広まった。

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最初にブドウの苗を持ち込んだのは
1552年、アステカ帝国の支配者エル
ナン・コルテスだったそう。

そうして16世紀、メキシコの他地域や
カリフォルニアなど西岸にブドウ栽培
広まっていく。

16世紀後半には更に、ペルー、チリ、
アルゼンチンへと広がっていく。
これらの地は山の斜面に畑があり、既に
灌漑設備などのインフラも整っていたた
め、普及に拍車がかかった。


しかしスペインは自国のワインを新大陸に送り、代わりに金銀と交換することに
関心があったため、その保護のため、チリやペルーでのブドウ樹の植樹や
醸造を時の国王フェリペ2世は禁止してしまう。
この禁制は18世紀まで続いたそうだが、一度始まったもの、需要あるもの、
勢いは止まらず、ほとんど実行されず、特にチリのブドウ栽培はスペイン本国の
意向を無視するような形で拡大の一途を辿り、新大陸における最初で最大のワイン
産地となった。

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スペインから持ち込まれたブドウ
品種がチリではパイス、シノニム
でアメリカにはミッション、そし
てアルゼンチンにはクリオー
ジャ・チカとして残る。

この品種、病虫害に強く丈夫で、
現在でも広く栽培されている。
ワインの他に蒸留酒ピスコの原料
ともなっているのだそう。
確かではないけど、スペインでは
リスタン・ネグロだそう。
カナリア諸島に比較的多く栽培さ
れている品種。
カナリア諸島は新大陸発見への経由地として様々な交易の中継地となっていた
から、ロジカルではある。

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ペドロ・ヒメネスもアルゼンチン、チリ、
オーストラリア、南アフリカなどで栽培
されている。スペインのペドロ・ヒメネ
スとニューワールドのそれの関係性は
はっきりしたことはわからないみたいだ
けど、ペドロ・ヒメネスは実はカナリア
諸島原産という説もあり、そこからリス
タン・ネグロのように新大陸へと渡った
のはうなずける。

その他、オーストラリアではアルバリー
ニョが栽培されたり(でもDNA的には
違うとも)、スペイン品種が様々な国で
息づく。

そういうブドウのルーツを知りながら色んな国のワインを愉しむのもまた一興だ。

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追記:
ちょうどヴィノテーク誌の今月号がチリ特集。
これまでの産地区別を、自然条件の違いを
明確により細分化。テロワールを重視し
土地ならではのワイン造りの動きがどん
どん出てきている。パイス種を見直す動き
も盛んになるなど、チリが熱いようだ!
行ってみたいわ~。


追追記:
パイス種のもとはリスタン・ネグロと書き
ましたが、リスタン・ネグロではなく、
リスタン・プリエトという品種なのだ、
とある造り手の方が言っていました。
よく間違われてるんだけど、と。
確かなところはどうなのでしょう。(2015.05.18)





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ホセ・ぺニン氏、5月にベンハミン・ロメ
オ氏と共に初来日されて、非常に限られた
時間で、もっと色んなことを伺ってみた
かったのだけど、お話を聴く貴重な機会を
いただいた。

スペインワインの最も権威あるワインガイ
ド「ペニン・ガイド」を創始し、数十年率
いてきた第一人者、ぺニン氏。
意外と(とは失礼かもしれないけど、、笑)
スペインのことを客観的に、冷静に見つめ
ていらっしゃることが伺えて好印象だった
のだ。

ベンハミン・ロメオ氏のセミナーで、リオ
ハの状況、テロワールを大事にこだわりの
ワイン造りをするベンハミン氏のワインに
ついて熱く語っていたぺニン氏。

セミナー以外でのホセ・ペニン語録をわずかながらまとめてみたい。
今や昔のスペインの縮図が少しでも垣間見えるのではないか。

「vinos personales (個性を表現するワイン)とはスペインにおけるこの10年で
キーワードと言える。その土地にこだわり、テロワールを大事に、自然をリスペク
トした栽培で、土着品種で小規模(1アイテムだいたい 50,000本以下)で造られ
たワインのことです。」

「これからもっと面白くなっていく将来性のある品種はガルナッチャ、ブランセ
リャオ、メンシア、プリエト・ピクードなど」

「リオハでテロワールを重視する生産者は例えばボデガス・コンタドール
ビニャ・トンドニア、プハンサ・ノルテ、ムガオリヴィエ・リヴィエなどなど。
クラシックやモダンの区別ではなく、そうしたフォーカスが重要です。」

「自然派の流れはスペインでも避けられず、これからもどんどん出てくるでしょう。
ただ、オーガニック、自然派と謳うマーケティング目的の生産者も少なくないため、
しっかりと識別することを養う目が大事でしょう。
注目すべき自然派(この場合亜硫酸無添加)はエスコダ・サナウハ、メンダール
ドミニオ・デル・ウロガリョ、など」

「高品質スペインワインがもっと世界で認知されるようになるためには、トップを
まとめてスペインブランドとしてPRすること。これができていない。まとまらない。
ビノス・デ・パゴ、グランデス・ビノス・デ・エスパーニャなどは限定的なもの。
私がスペイン中から7~8社など非常に限られた本当にトップの生産者をまとめ
率いて PR すること、トップダウンでスペイン全体を知ってもらうことが大事で、
そういう動きを実現していこうと思っています。

riasbaixas.jpg

「リアス・バイシャスのアル
リーニョは、肥沃な土壌で
栽培されているものが多いで
す。歴史的に小農性で、貧し
かったリシアでは肥沃な場
所に野菜と一緒に棚作りでブ
ドウ栽培・ワイン造りを細々
してきた、という形が多い。
そこがアルバリーニョのポテ
シャルを本当に引き出した
ワインが意外に少ない理由で
す。」


「原産地呼称の格付けの区分は、フランスではテロワールによるもの、しかし
スペインは行政区画で区分したり、販売目的で組合や業者団体がまとまって
できたものが多いです。原産地呼称の重要性はそこまでないといっても過言
ではありません。」

「近い将来「vinos del pueblo」と題した vino personal (個性を表現した
ワイン)についてスペインの生産者を紹介する本を執筆する予定です。」

「スペインは全体的にブドウを過熟させてワインを造る習慣がありました。
ブドウは熟せば熟すほどブドウの個性が失われ、どの品種のワインも特徴が
似てきます。収穫のタイミングを早める(完熟)ことでブドウ本来の表現をより
出すことが重要で、この10年で非常に変わってきています。」



バルセロナのバルたち第 4 弾です。


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Bar Angel
c/ Ocata 2
Telf. 93 269 0493
火~土 : 13:30 ~ 16:00
     20:00 ~ 24:00
定休 : 日月

ゴシック地区から少しだけ離れた
場所にあるバル。
ゴシック地区には星の数ほどお店
があるけど、観光地化していて、
リーズナブルな価格で心から美味
しいタパスや一品を楽しめる
お店って実は探すのが難しい。

フランサ駅の真横の暗がりに、、
普通は入り込まないような小道に
このお店はある、笑。

オーナーのサンティ・オヨスさん
ボルン地区のムダンサスのオー
ナーでもあり、釣りが大好きで、
バルセロナ郊外の自宅に農園も持ち有機農業もしていて、食材には非常に
こだわる。

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左から、ホタテとイベリコ豚パンチェタのグリル、マルドナドの生ハム、
イベリコ豚のセクレト、そしてお店のキャラクター、豚さん!
メニューはそんなに多くなく、シンプルだけど、食材の旨さに舌鼓。

ワインの充実度が高くないのが非常に残念。。
フェレット・グァスクのカバがあるのが救いで、行く時はいつもそれを選ぶ、笑。


La Plata
c/ de la Mercè 28
Telf. 93 315 1009
月~土 : 10:00 - 15:00
            18:30 - 23:00
定休 : 日

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そしてもう一軒がラ・プラタ。
ゴシック地区の、老舗のバル。
いつから営業しているんだろう。昔ながらのカタルーニャのバル。
バル、というか、カタルーニャはもともとタパス文化が普及していなかった。
量り売りのワインを売る酒屋で、準備してもらっている間にちょっと一杯、
軽いつまみ、というスタイルが本来のカタルーニャ流。
そんな雰囲気をそのまま楽しめるラ・プラタ。

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つまみは選ぶのに困らない。
イワシのフリット、トマトと
玉ねぎとオリーブオイルの
ラダ、
この 2 品と気軽なワインや
ビールで十分。






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昔ながらのタイルで温かみの
ある店内外はいつも人で溢れ
てる。

また近いうち行きたいな。













数年前から EU ではブドウ栽培制限制度とその自由化について議論がされている。

背景として

① 競争力の低下
近年 EU 域内ではワイン消費が低迷、その一方でニューワールドの
ワインが EU 市場でもシェアを伸ばしていて競争力が増していることで EU 産ワインを
取り巻く状況が厳しさを増していることが挙げられる。

② 高級ワイン市場では成功している生産者が多いが、安価なテーブルワイン市場が
需要と供給の均衡が大きく崩れており、EU のワイン部門全体としては、構造的な
過剰生産が深刻化している。過剰生産量は1500万ヘクトリットルにも達し、
EU27か国のワイン生産量の8.4%に相当。

③ 消費量の減少
 北欧諸国では伸びているが、伝統的なワイン生産国・消費国
フランス、イタリア、スペインなどは減少傾向
毎年約75万ヘクトリットル(約0.65%)ずつ減少しているそう。
消費者の習慣がライフスタイルと共に変化している。

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そのために、ワイン生産量を抑制し
ようと、栽培制限制度が実施され
た。栽培権なしにブドウ栽培を行う
ことを一律に禁止するものだ。
この制度、結構落とし穴もあって
思ったように機能しているわけでは
ないらしいけど、この栽培制限に関
する制度は 1979 年から少しずつ
改正されながら行われてきていて、
2008年の新たな改正施行から抜根
奨励金の支給によって3年間で17万
5000ヘクタールのブドウ畑の削減
がはかられ、最終的に2018年末に
は廃止され、以降、ブドウ栽培は
自由化されることになる。

この制度によって、古樹の低収量の畑が抜根されているネガティブな事実もある。
削減された17万5000ヘクタールのうち43%はスペインの畑だそうだが、それだけ
畑が減っても生産量が減っていないことはこのことを裏付けていると思う。

フランスやスペインは基本的に自由化に反対、栽培制限制度を維持し、フレキシブルに
対応しつつも原産地呼称制度の安定化を維持することを主張している。

ブドウ栽培が自由化されれば、ワイン生産量が増加し、テーブルワイン市場だけで
なく、高級ワイン市場においても需要と供給の均衡が更に崩れることになるかも
しれない。

ワイン伝統国であるフランス、イタリア、スペインにおけるワイン消費量が減って
いるのは今後とも続く傾向だろう。
一方で北のノルウェー、スウェーデン、イギリスなどでは消費量が伸びている。
こうした国々は欧州ワインだけでなく世界のワインも寛容に受け入れるオープンさを
持つ。

伝統国だからという理由だけでワインが売れる時代は終わりに来ている。
世界的なワイン産業はますます国際化と高度化している。欧州での生産が減少する
一方でオーストラリア、チリ、中国などの国々が生産を伸ばし、新たな輸出ハブと
して浮上しており、グローバル的にワインの需要と供給がヨーロッパからシフト
しつつあることを、そして世界的な消費が停滞している現状であることも加え、
生産者は、それに関わる者はもっと意識する必要がある。
今後どうなっていくか、注目していきたい。

参考資料
http://www.meijigakuin.ac.jp/~cls/kiyo/87/87ebihara.pdf


さて、ワインバーの続きはゴシック地区(旧市街)から抜け出して、ブランド店やガウ
ディ建築が並ぶグラシア通りを上ってディアゴナル通りに出るすぐ近くにあるワイン
バーから。

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Bar Mut
Pau Clarís 192
Telf. 93 217 4338
月~土 : 9:00 ~ 00:00
定休 : 日

昔ながらの雰囲気を保ちつつ自然光
がたくさん差し込んで居心地の良い
スペース。ワインは常時 7~8 種類
はグラスで楽しめる。
厳選したワインリストも楽しい。
お料理は前衛的なものから、オリジ
ナリティ溢れるものまで、食材には
こだわりまくり。

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ロケーションも最高、朝から晩までずっと営業しているのもとても嬉しい。
オーナーさんのつながりとかでハリウッド俳優も結構訪れるらしいこのお店
そのせいか、ちょっと、かなり、お高いのが辛いところ、笑。
でも是非知っておくと良いお店。

そしてまた旧市街に戻ります!

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Carrer dels Vigatans 8
Telf. 93 368 3612
営業時間 : 火〜土  17:00~0:00

フランス人のベノワとガールフレンドのヌリ
アが経営していたワイショップはこれまで
グラシア地区にあったのだけど、移転と共に
新しくワインバル &ショップとして今月の
20日にゴシック地区オープンする!
ベノワのワイン道は「ナチュラルワイン」。
SO2 無添加のワインを好む。


写真 (39).JPG

ショップでは少し添加していたもの
扱ったり、低価格系で自分的には
100% 納得しいないものも扱っ
ていたけど、今度のお店で
「もっとラディカルに行くよ!」
だそう、笑。
チーズや腸詰め、パテなど軽いタパ
とナチュラルワインを楽しむ。
お店でのお値段も非常に良心的、
買って帰りたければお店の値段から
一律 7 ユーロ を引いた額で買える。
明朗会計(笑)、良いものを気軽に
しんでもらいたい、その気持ちに
溢れてる。

写真 (40).JPG
ベノワ(写真右)。

自然派ワインの造り手を中心に交流
広がる。
メンダールのラウレアーノやら
エスコダ・サナウハのジョアン・ラ
やら、アルス・ヘリピンスのグ
ロリアとベルタ(写真左)やら。
アルス・ヘリピンスは超少量しか
造っていないためスペインで流通し
ているのは極々わずか。
ベノワも「きみたちのワイン、欲し
いよ~!」と叫んでた、笑。



私自身は自然派だからとか SO2 無加だからとかそういうこだわりはないけど、
情熱をこめて、自然を最大限リスペクトして、愛が感じられ、上手に造ってある
自然派の中にはピュアでぐっと心に来るものがあるのも確か。

ゴシック地区に来る楽しみがまた一つ増えた♪
バルセロナ、不況だからこそ、と前向きな色んな動きがあって、いいぞ!!


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ワイン界の代表的な 2 つのワイン評価誌から選ばれたスペインワインたちを挙げて
みよう。

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Wine Spectator誌の 「2012 年ベストワイン 100

33 位 / 91 ポイント / 12.00 $
Montsant Blau 2009 / Cellers Can Blau  / DO Montsant

35 位 / 92 ポイント / 18.00 $
Rentas de Fincas Reserva 2005 / Romero & Miller / DOC Rioja

54 位 / 90 ポイント / 16.00 $
La Atalaya 2009 / Bodegas Atalaya / DO Almansa

57 位 / 91 ポイント / 22.00 $
Pétalos 2010 / Descendientes de J. Palacios / DO Bierzo

61 位 / 92 ポイント / 28.00 $
Beronia Gran Reserva 2004 / Bodegas Beronia / DOC Rioja

73 位 / 90 ポイント / 15.00 $
Conde de Valdemar Finca Alto Cantabria 2011 / Bodegas Valdemar / DOC Rioja

75 位 / 91 ポイント / 25.00 $
Marqués de Cáceres Reserva 2005  / Marqués de Cáceres / DOC Rioja

82 位 / 90 ポイント / 16.00 $
Emilio Lustau Amontillado Los Arcos Solera Reserva NV
Emilio Lustau / DO Jerez


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The Wine Advocate 誌でスペイン、中南米を担当するニール・
マーティン氏による 2012 年の評価。
2012 年に飲んだ世界中のワインの中から彼のベストワインを
「Dreams 夢」ー バックビンテージ系
「Reality 現実」- 最近リリースされたもの
とカテゴリー分けして列記している。

「Dreams 夢」
世界中の垂涎のワインたち 54 本のうちのスペインワイン
・Único 1962 / Vega Sicilia / DO Ribera del Duero
・Reserva Bin 904  1964 / La Rioja Alta / DOC Rioja
・Viña Tondonia Blanco 1973 / Lopez de Heredia / DOC Rioja
・Remelluri Reserva 1976 / Remelluri / DOC Rioja
・Clos Erasmus 1994 / Clos Erasmus / DOC Priorat
・Clos Mogador 2001 / Clos Mogador / DOC Priorat 

「Reality 現実」
最近リリースされたワインたちベスト 12 本のうち 6 本がスペインワイン!
・Clos Martinet 2009 / Clos Martinet / DOC Priorat
Thalarn 2010 / Castel d'Encus / DO Costers del Segre
Altos Lanzaga 2009 / Telmo Rodriguez / DOC Rioja
・"5V" 2010 / Abel Mendoza Monje / DOC Rioja
Psi 2010 / Dominio de Pingus / DO Ribera del Duero
El Reventon 2010 / Bodegas Jimenez-Landi / VdT Castilla-León

ニールさん、確実にスペインワインの今を発掘し評価してくれている。

今年はどんなワインたちが発掘されるだろう。