新潟の海沿い、砂地に賭ける フェルミエ 

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もう半年前のことですが。。汗
やっと、落ち着いて、書き終わることができました、苦笑。

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我が故郷、新潟。
といっても小学校低学年までしかいなかったので、思い出という思い出が
たくさんある訳ではないですが、母方の田舎で、親戚の人の温かさ、
なんてことないお漬け物や野菜、お魚の美味しさ、波荒れる海、弥彦山の
山道、ささいなことをすごく覚えている、それだけ愛着がある場所。

その新潟、客観的に見ても、ワインが熱い!、そして、なにより、フェル
ミエの本多さんとのご縁のおかげで、里帰りを利用して行かない訳には
いかなかった。

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本多さんと奥さまの有紀さん。

90年代のウスケボーイズに続く、
自分のワインのブドウは自分で育
て、畑と向き合い、その土地らし
さ、日本らしさとはを追求する
造り手の1人がフェルミエ。

新潟市からすぐの角田浜と越前浜
の間に位置、海から1kmほどのエ
リアにカーブドッチが20年ほど
前にワイン造りを始めたのが新潟
ワインヴィラージュの始まり。

本多さんは白根のご出身。
地元で、2006 年からワイン造りを始めた。


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お米と日本酒が有名、信濃川はよく暴れ、
洪水が多いため、分水が作られた、そんな
新潟平野、そして雪国のイメージだけど、
この新潟市から近い、角田浜の海岸沿いは
ワイン用ブドウの適地なのだそう。
積雪もあまりなく、降水量はブドウ生育期
に多い訳ではない。
角田山と佐渡島に挟まれた場所にある角田
浜は、なかでも雨が少ないそう。





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海に近い、砂地の畑。
痩せた土壌で水はけが良い。

本多さんは、この
カベルネ・フラン、
樹齢 10 年。

日本の繊細な料理、海の幸
合わるポテンシャルある品
種としてカベルネ・フランや
アルバリーニョに注目し、自
社畑で栽培している。
同じ区画や敷地で栽培する
品種と比べるとカベルネ・フ
ンは、とてもよく育ってい
るんです、と本多さん。

堆肥は米の籾殻と豚糞。ボルドー液は使わない。畑にブドウと共にその他の
多様な植物が元気に共生している環境になってきているからか、土壌が良い
からかな。
樹齢10年はまだ若い方でも、10年の重みは確かにあって。
子供のように畑を大事にしている本多さんの表情が印象的。


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スミレの花、青ピーマンなどロワールが
感じられつつ、より適度な成熟感、ふく
よかさもあり、それでいて非常に清涼感が
あり、繊細、直線的。そしてお香。











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そして、私にとって親近感のある品種
アルバリーニョ。
リアス・バイシャスと同じ、海沿いで
栽培するアルバリーニョ。

棚仕立てのブドウをプレス、低温発酵し
た 2014、樹齢14年の垣根アルバリー
ニョ 2014、こちらは果皮とマセラシオ
ン、樽で寝かせている。
どちらも他白品種と比べて、酸の出かたが
きれいで輪郭があり、本多さんがおっしゃ
るようなこの地でのアルバリーニョのポ
テンシャルを感じさせてくれる。
ふくよかさのあるアルバリーニョ。







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新潟とガリシア。

大西洋の寒流が流れる場所に
あるガリシア、寒流と暖流が
ぶつかり夏は暑く湿度がある
新潟。
アルバリーニョの成熟の仕方
は違うのだろう。

本多さんのアルバリーニョで
思い出したのはパソ・デ・
セニョランス。
酸やふくよかさ、ストラク
チャー、そしてよりスレン
ダー。
マセラシオンもとても面白い!


アルバリーニョは、海のワインとだけあって、どんな魚介も生臭さが
立たず、万能なワインだけど、柑橘系とふくよかさがあるアルバリーニョは、
ただシンプルにグリルしたり、塩焼きした魚や貝類を生でレモンなど
かけずに食べたりするより、軽くマリネしたり、フライにしたり、脂の乗った
刺身の方がよく合い、リアス・バイシャスのシンプルな魚や魚介料理には
ミネラル感のあるアルバリーニョの方が合うと思う。

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フェルミエにはフレンチ料理のレストランも併設されていて、明るく、
奥さま有紀さんの心遣いがそこここに感じられるセンスの良い店内。
ここは新潟なのよね?(笑)と思えるような欧風な雰囲気で、ゆったり
した時間を過ごさせていただいた。

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カーブドッチも伺わせていただいた。
ワイナリーの他にレストラン、スパ、宿泊施設なども併設しており、
他にも 3 社(1社は建設中)ワイナリーがあるなど、この角田浜は
まとまったワイン産地として注目度が高まっているのだ。
しかも行政が入らずにだ。


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夜、いただいた
鮭ごはん。

鮭の親子炊き飯、

とても繊細なお出汁と
程よい脂と詰まった味わ
いの鮭といくら。

新潟の感動の味わいと
日本酒、
もいいけど
本多さんのアルバリー
ニョも絶対美味しい
だろな。


もっと頻繁に来れたらいいな、新潟。

本多さん、有紀さん、本当にありがとうございました!
 

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