バーデンのピノ フーバー

このエントリーをはてなブックマークに追加 Check

人生はいつも新しいこと、驚きに満ちていて、あまりに刺激的すぎて、体の中から
なんともいえない熱い気持ちが湧き上がってくることがある。

今回のカン・ペペ食事会がそうだった。
ぺぺちゃん、プロヴァインに行ったついでに、すんばらしいドイツワインたちを
持ち帰ってきてくれた。

ドイツワインは、まだまだ飲んだ数も少なく、出会ったことのないワインがたくさん。
それに合わせて用意してくれたのが、だしが「フォンデュシノワ」 (by ぺぺちゃん)風の
「イベリコ豚のしゃぶしゃぶ」でした!

ぺぺちゃんのお料理はいつも本当に色んな配慮がされていて、とっても器用で繊細な手を
持ってるのが伝わってくるものばかり。しかも、世界中の様々な国の調理法を駆使するので、
私にはちんぷんかんぷんが多いのだけど、それだけ、美味しさ、深さに広がりがあって、
様々な融合に驚きがあって、大好きなのだ。

CanPepe_07042010 010

お料理の説明はぺぺちゃんに任せませう。(Mixi日記から無断コピー、ごめんなさい!)

「説明すると、意識したのはフォンデュシノワですわ。ま、スイスのしゃぶしゃぶ料理って
感じで。鍋だし用にフォンブラン(仔牛の骨、 鶏がら、香味野菜で5時間煮出しただし)を
とって、野菜は根菜 中心でカリフラワー、ブロッコリー、人参、ごぼう、白アスパラガス、
アーティチョーク、エリンギ、ポワローを下処理したものを フォンブランでさっと火を通して
食べてもらう趣向。たれは ポン酢と黒胡麻だれ、マスタードマヨネーズとフルールドセル。
で、最後に柚子胡椒を効かせたおじやにして、自家製の漬物、佃煮と一緒にどうぞって感じ。
ちなみに頂き物のイベリコ豚は、熟成ロースと熟成肩ロース。 3週間熟成してあるものだから、
たださえイベリコなのに さらに奥行きの深い味わいで、半端なくうまい!!」

CanPepe_07042010 003
イベリコ豚商の兄貴がお肉を提供してくださったおかげで、こんな美味しいしゃぶしゃぶは
食べたことがないんじゃないか、って思うくらい美味しかった!

いやぁ、絹のように脂肪がさらっさら。。。その脂肪と共にロース肉のうまみが深い味わいと
共に喉を通っていって。。ぺぺちゃんのフォンブランとそれがまた合う合う。。
お野菜も最高で、絶妙な融合に大感動。。

そしてドイツワインも、こっちだとなかなか一度に拝むことのできない面々がずらっと。。

aleman2.jpg

この白たち。。。オーストリーとドイツ、グリューナー・フェルトリナー、シルヴァネール、
リースリング、どれもほんとに素晴らしくて、その土地、品種を上手に表現している良い例を
いただけたわけで。

一番刺激的だったのはシュペートブルグンダー。

CanPepe_07042010 019

名称 : Spätburgunder Trocken Malterdinger Bienenberg >> GG << 2005
品種 : Spätburgunder 100%
産地 : VDP GG, Baden
生産者 : Bernhard Huber Weingut

バーデン、初めて。バーデンの赤、初めて。
GGが「グローセス・ゲヴェックス」のことだというのを試験の時に勉強したのをおぼろげに
覚えているだけぐらいな知識。

初めて出会ったピノの味。
多分様々な産地の特徴を通り越して、この生産者にしか造り得ない独特の味わいなのだと
感じる。
軽さと重さ、酸と果実の甘み、酸の強い果実と熟した甘い果実、シンプルさと複雑さ、
そうした相反する要素が見事に共存している感覚が、とても刺激的で。飲んだ後、時間が
経ってもじわじわと感じられて、初めての感覚。ブルゴーニュでもない、オレゴンでもない、
もちろんスペインでもなく。

樹齢40年前後のブドウで新樽を使って2年間熟成。
よく熟したチェリー系、カシス、すごい凝縮感。芳醇。
全くもって新しいピノの味わいだった。
しなやか、かつ重みのあるボディと複雑感のある味わい。

日本にフランスにドイツに、色んな融合のお料理とワイン。
すんばらしいハーモニーで、熱いものがこみ上げた一夜だった。

ぺぺちゃんにはほんま、感謝。。。
兄貴に感謝。。
興味を共有してくれる仲間に感謝。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog.vivaspain.es/mt/mt-tb.cgi/309

コメント(2)

TITLE:
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
イベリコしゃぶ、本当にウマそう!!

いいお友達をお持ちですねえ。ウラヤマシイ限り!

フーバーのピノ、おいしいですよねー。
日本では大阪のヘレンベルガーホフさんが輸入してて試飲会でいただいて感動しました。
ブルゴーニュのピノより好きかも。

カタルーニャでもドイツ人の造り手さんのピノのワインがあると聞いたことがありますが。興味ありますね〜、スペインのピノ。

TITLE:
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
>Satoshi Koheiさん、いや、ほんとに半端なくウマかったっす!
フーバーのピノ、ほんとにすごいなぁ。
感動しました。
カタルーニャのドイツ人の造り手さんのピノってなんだろう。。
今度教えてくださいねー。
正直、スペインはピノ、難しいですよね。。
色々試してますが。。

コメントする