ガルバンソと鱈・ほうれん草のシチューにベルデホ

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寒い冬は、スペインの暖かい煮物がほんとに美味しい。

日本語では「ひよこ豆」と呼ばれる「ガルバンソ」、
こっちにあるお豆の中で私の一番好きな豆だ。
ガルバンソは、サラダにしても美味しいし、煮物にしても美味しい。
魚介類からお肉から、色んなものと合う。
今日は、鱈とほうれん草で煮込んだシチュー。

無題

ガルバンソに、塩抜きした鱈とほうれん草、みじん切りにした玉ねぎを炒めて、魚介類の
出汁、ローレル、クミンを入れて煮込む。そこに、ゆで卵の黄身・にんにく・パン1枚・パプ
リカ・パセリを出汁を少し加えてすり潰したものを加えて、更に煮込む。最後に塩で味付け
して出来上がり。

昔はVigiliaといって、カトリックで聖週間の四旬節だけでなく、毎金曜日は肉を食べない
習慣が根付いていたのだそうだ。そういう時に豆料理はよく食されていたという。
しかも鱈は、まだ冷蔵技術が発達していない時代に、生魚が手に入らない内陸部で、
塩漬けの鱈は入手し易く、美味な魚として重宝されていた。

この一品、スペイン全域で良く食べられる組み合わせだけど、もとはカスティーヤ・レオン
の郷土料理のようだ。
そんなわけで、マリアージュはやっぱりカスティーヤ・レオンの白を。

piefranco.jpg

名称 : Blanco Nieva Pie Franco Verdejo 2006
品種 : Verdejo 100%
産地 : DO Rueda
生産者 : Viñedos de Nieva, S.L.

DO ルエダのセゴビア、標高850mに位置するワイナリー。
スペインのいくつかの砂質土壌の畑には、フィロキセラに負けず生き延びている「ピエ・
フランコ」と呼ばれる樹が残っている。ルエダにも樹齢100年以上というピエ・フランコの
ベルデホがある。このワイナリーは89年設立という比較的新しいワイナリーだが、
数世紀も前から僧侶達が栽培を続けてきたブドウ畑を所有、ルエダで最も古いブドウ畑
なのだそうだ。

セゴビアは、世界遺産の町であり、あの白雪姫のお城のモデルになった城、アルカサルが
あることでも有名で、銘柄「Blanco Nieva」は白雪姫伝説にちなんだ名前だ。
アメリカ・オークで7ヶ月樽熟をしたベルデホ、柑橘類、白果実系などの香りに、果実味と
酸のバランスがほどよく、樽熟からの滑らかさもある大変美味しい白。
ベルデホ特有の少し苦みのある後味もあって、心地よい。

様々なハーブで煮込んで、鱈の味わいが沁みこんだシチューと、滑らかで爽やかな
ベルデホ、とても合った。

スペインの煮込み料理、美味しい!

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