Guidalberto 2003 Tenuta San Guido

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2年前に友達夫婦と行ったトスカーナ。まだ鮮明に思い出す、フィレンツェからシエナへの道、
DOCG キャンティとDOCG キャンティ・クラシコの真っ只中をうねる国道。なだらかな丘が
連なるように、その斜面一帯に広がるブドウ畑。
透き通るような青空、気持ちの良い秋晴れ!

フィレンツェのエノテカで買ったグイダルベルト。あのスーパー・トスカーナの先駆けとなった
「Sassicaia サッシカイア」と同じワイナリー、テヌータ・サン・グイド。
サッシカイアほどではなくても、50数ユーロという、お値段がお値段だけに、店員さんに薦め
られるも、どうしようか、店内を右往左往しながら悩んで遂に思い切った一本。
結婚記念と誕生日が1日違いで重なるこの月に遂に開けることに!おぉぉぉ。。。

テヌータ・サン・グイドは、ティレニア海に面したトスカーナ州マレマンマ地方のボルゲリ地区に
位置する。貴族のマリオ・インチーザ・デッラ・ロケッタ侯爵が、ボルドーワインが好きだからと
いう理由で、以前は湿地帯でワイン産地としては全く無名だったボルゲリ地区に、1944年、
ボルドー品種を植えた。その後「サッシカイア」の原型となる自家用ワインを造ったが、そのワ
インが素晴らしかったため、いとこのピエロ・アンティノリ侯爵が販売を開始。そしてピエロが
紹介した醸造家のジャコモ・タキスの助言のもとに世に出たサッシカイアは、たちまちイタリア
で最も有名なワインとなり、外来品種、樽熟成という奇抜なやり方によりスーパータスカンブー
ムを巻き起こす。それが1970年代。現在は、マリオの息子、ニコロ・インチーザ・デッラ・ロケッ
タ侯爵が当主として運営している。

グイダルベルトはサッシカイヤの畑に隣接する畑からのブドウで造られる。当主が「サッシカイ
アの個性をそのままに、もっと早くから楽しめるワインを」との目的で、メルローの比率を高くし
て生産を始めたのだそうだ。2000年ビンテージから造られ始めたこのワインは、イタリア国内
マーケットをターゲットとしているため、日本ではまだ見かけることが少ないワインだそうだ。
ステンレススチールの槽で発酵、フレンチオークとアメリカオークの樽(1/3新樽)で14ヶ月熟成。

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名称 : Guidalberto 2003
品種 : Cabernet Sauvignon 45%, Merlot 45%, Sangiovese 10%
産地 : DOC Bolgheri Sassicaia (Toscana)
生産者 : Tenuta San Guido

果実味の凝縮感が特徴的。フルボディでも、タンニン程よく、エレガント
最初は閉じていた香りも、カシス、キノコ、トースト香、複雑な香りが出てきた。
タンニンが豊富、既に柔らかさとフィネスを備え。樽香が素晴らしい。バランスが取れている。
ミネラルがすごい。凝縮感があって、とても軽やかに飲める。
ステキだ。サンジョベーゼは10%だけなのにも関わらず、熟したトマトのようなこの品種の
味わいが出ていて、イタリアらしさをきちんと感じられるボルドースタイル。
2003年は150年間で最も暑い夏だったという。トスカーナでは、ブドウが過熟してしまったが、
ボルゲリは海の近くで地中海性気候のため、大丈夫だったのだそうだ。
まだまだ長熟したい一本。

母がお祝いの電話をくれて、いつもはお金がもったいないから、とすぐ電話を切ろうとする母が、
この日は珍しく話したがっている感じで。たわいもないことだけど、家族のことや親戚のことや。
電話越しでもそこに流れる感覚がなんだか嬉しかった。色んな人からお祝いの言葉をいただ
いて、とても幸せに感じた一日だった。

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