6月中旬のベルギーの旅。第三弾はゲントから。
ブリュッセルから西に約50km、電車で1時間弱、ゲントという街に来た。
友達の働く会社のゲント支社の同僚のヒルデちゃんがお家に泊めてくれて、街を案内してくれた。
ゲントについて前知識が全くなかった私。中心地に着いてびっくりした、あまりの美しさに。
中世以来、芸術や産業が大きく発展した街で、「聖バーフ大聖堂」「鐘楼」「聖ニコラス教会」など歴史
ある建物が並ぶという。16世紀の神聖ローマ皇帝カール5世も、この地で生誕し、彼の庇護の下に黄金
時代を迎えたこの街は、ブルージュと並ぶ北方ルネサンス発祥の地でもある。現代と中世が美しく調和
した人口25万人の「花の都」。
なんていうのか、小さな運河が流れていて、その運河沿いに中世の建物が整然と並んでいる、と言う
だけでは言い表せない美しさがあって。街中の全体的な色の統一感、清潔感、お伽の国に迷い込んだ
ような現世離れした中世の赴き、特に月夜の幻想的な雰囲気、息を呑むほどの光景だった。
注) イメージです。街に繰り出した時、カメラを忘れた私達。ゲントの写真は一枚もなし。。とほ。。
美味しいベルギービールと夢の中にいるような雰囲気、ヒルデちゃんが連れていってくれた面白い
バルなど、ほんとに楽しい夜だった。
ヒルデちゃんの家で、飼っている犬、アッコ。スイスのセントバーナード犬に似ている種なのだそうだ。
でっかくて、人を見ると人なつこく飛びついてきて、倒されそうになる(笑)。ちょーーーーーかわいい。。
翌朝は、ゲントで有名というフラワーマーケットへ。
美しいもの鑑賞の後には、やっぱり私たちには欠かせない美味しいもの!
なーんて暢気に思っていたら、突然やってきた大雨!晴れていたのに、突然ものすごい速さで黒雲が空を
覆い隠し、バケツをひっくり返したような雨!そして、店の軒先で雨宿りをしていたら雹まで降ってきた!
それでも、帰途につく3時間前の私たちにお天気も味方してくれ、大雨もあっという間にやんだ。
そしてフラワーマーケットの近くの小さなスタンドで最後の酒盛りを。ミニミニなスタンドだ!
名称 : Rheinisher Landwein Trocken
産地 : Rheinisher Landwein
生産者 : Augustus Weinkellerei GmbH
芳しいフローラルな香りに、爽やかで魚介のおつまみに最高な白。ミュラー・トゥルガウあたりかな、酸と
甘味のバランスがすごく良くて、ごくごくいけた。
さすが魚介系タパスが豊富ですね、ベルギー。
生ガキ、海老のタルタルソースやサーモンをパンに乗せて。
私達が一番気に入った、オランダの塩漬けニシン(Hollandse Maatjes)!(写真右手前)
初めて食べただけに更に感激!
今が旬だってお店のおじさんが言ってたから食べないわけにはいかない。イギリス、カナダなどでも食され
るというが、この食品が生まれたのはオランダ。脂がたっぷりのった、ニシンの繁殖期前の5月末から
7月初旬にかけてニシン漁が行われ、ニシンを塩漬けにして玉ねぎで和えたもの。レッドペッパーも少し
かかって、塩辛すぎないとてもマイルドな塩味とニシンの味がマッチ。
美味しすぎてもう一皿、おかわり。。
ヒルデちゃんの友達も加わって束の間の楽しい、美味しい時間。
あっという間に時は過ぎ、あれよあれよと空港へ。
最後のベルギービールも忘れずに、1泊2日というものすごい短さだったけど、温かい再会・出会い、
楽しい、美味しい思い出がたくさんできたベルギーだった。
友達よ、感謝である。
最終回は、ベルギーワインで締めますっ!(ってまだ続くのか、、古新聞?すいません。。)
TITLE: 初めましてマドリッドより!
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初めまして。
マドリッド在住のものです。
ベルギーの食べ物ってあまりイメージわかなかったので勉強になりました。
美味しいスペインワインこれから勉強させてもらいます!
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>miyukiさん
初めまして!コメントありがとうございます!
こちらこそ、miyukiさんのステキなお料理レシピたち、
勉強させていただきます!
とってもステキなブログですね!