スペイン白が熱い!

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スペインワインは赤のイメージが強いけど、ワインの造り手たちの絶え間ない努力、進化のおかげで近年、個性的かつクオリティ高い白がどんどん登場してきている。

スペインは昔からずっと赤メインだったというわけではなく、今は赤で代表的なリオハでも17世紀にはほとんど白ブドウが栽培されていたし、スペインの酒精強化ワインの代表、シェリー酒も何をかくそう白ブドウから造られている。でも、ブルゴーニュのシャルドネ、ドイツのリースリング、アルザスのゲブルツトラミナーなど世界中の素晴らしい白たちと競えるレベルまでスペイン白は到達していなかったといえる。
数十年前から既に定評のある、ペネデスのシャルドネ、リアス・バイシャスのアルバリーニョ、そしてルエダのベルデホの他にも、近年、スペインならではの白がたくさん登場してきている。

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やっぱり固有品種は特徴的で、酸がおだやかで優しい中にもフルーティさやフレッシュさ、味わい深さが
感じられる白が多い。

バルデオラスのゴデーヨ種は注目度No.1。
リオハも、今やプロの間では「リオハは白の時代」と言われているほどの、注目地域。
  固有品種のビウラ(マカベオ)種、ガルナチャ・ブランカ、マルバシア種から素晴らしい白が
  多く造られている。
カタルーニャからもピカポール種やカバの品種のひとつ、チャレロ種から爽やかな白が。
外来品種もカスティーヤ – ラ マンチャやルエダでソーヴィニョン・ブランやビオニエ種がテロ
  ワールとマッチして良品を産んでいる。

また、スペインに長熟の白はない、というイメージは間違いで、多くのワイナリーが長期熟成タイプの白
を造っている。伝統的なものにはリオハのTondonia。ビウラ種主体の89年ビンテージをいただいたこ
とがあるが、赤同様の長熟の豊かさを感じることができて感動的な一本だった。

バスクのチャコリは不動ですね。スッキリとくせのない飲みやすい白は、新鮮な魚介類と抜群。

そんな個性的なスペイン白からピカポールを。

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色 : 白
名称 : Abadal Picapoll 2006
品種 : Picapoll 100%
産地 : スペイン D.O. Pla de Bages プラ デ バジェス
生産者 : Bodega Masies d'Avinyó
http://www.abadal.net/

去年の初めに友達の友達ファミリーが経営しているということで、みんなでワイナリー見学に行った時に
テイスティングした思い出深い一本。Picapollは小粒のブドウで、普通ワイン用には不向きの
ブドウ品種で、動物のえさになっていたところから pica pollo(鶏がつまむ)の名前になったのだそうだ。
地域の代表的なこのワイナリーでは、研究を重ね、心地よい白ワインを生み出している。
フルーティさが強く感じられ、酸味も心地よい、爽やかな白だ。
春の日差しが気持ちよくて、最高の一日だった。

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コメント(2)

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懐かしいね〜、この写真!!
ワインの味はよく覚えてないけど、しかしちみ、ワインの説明に磨きがかかってるある!!すてき!

最近通いだしだワインクラスで先日飲んだのが白。(といってもまだ一度しか通ってない)
おいしかったのは、
Sumarroca PenedxJ回 Gewurztraminer 07
でしたーー。
もともとはドイツ製法なの?
これから二度目のクラスにいってきます。

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>mayumiちん
コメント、ありがとおお!
ほ、ほんとに?まじで?いやぁ、ライターの
mayumiちんに言ってもらえるのは、ほんとに
嬉しいよ。まだまだ酒豪、ではなく修行あるのみ。
うー、Gewurztraminer、私も好きだー。
フランス北部アルザス、ドイツ南部ファルツで特に美味しい白が造られてる。
ペネデスのGewurztraminer100%はまだ飲んだことないなー。
よっしゃ、二度目のクラス、楽しんで!
飲んだくれといで!

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