レストランのワイン価格

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レストランでワインを飲む時、満足する基準になるものは何だろうか。 米カリフォルニア工科大で行われた研究で、レストランでワインを楽しむ際、価格が高ければ高い程、消費者の満足度が上がることがわかったという。 全く同じワインを二つ並べられて、ひとつは5ユーロ、もうひとつは40ユーロと言われて飲むと、一様に40ユーロのワインのほうが美味しく感じられ、満足度が高くなるのだそう。意思決定する際に、脳がどのように機能するかを検証し、それに基づいて理論を構築する神経経済学の観点からしても、「高い」と言われたワインを飲む際には無条件に、脳の満足感や喜びを促す部分の活動が著しく活発化していることが確認されたという。 だから、レストランがワインに高値をつけることは、まんざら悪いことではなく、むしろお客の満足度アップに貢献している、、、、、なんてコメントが記事の最後にあり、それは言いすぎだろー!って思った。 http://www.diariodelvino.com/notas3/noticia1230_16ene08.htm そのことだけ見れば正しくても、私たち人間は、気分、経済的状況、その場の雰囲気、とにかくいろんな条件が絡み合って意思決定をする複雑な生き物。だから、高いワインを飲みたくても、お財布の中身が気になって、安いワインで我慢するとか、それが一般庶民的な意思決定でもあるわけで。 お金のある人は、いくらでも高いワインを楽しむことはできるだろうけど、一般庶民の私は、店頭価格とレストランでの価格の差幅を見て、あまりにマージンを取っているのであれば、冒険もしないし高いワインは飲まない。店頭価格から1.5倍ほどに抑えている良心的なレストランもあれば、特に高級レストランになると5倍など驚きの価格に変身する。お料理は、加工、調理されて付加価値がついてくる。でも一般レベルと高級レストランのお料理の価格の上がり幅と比べると、ワインの上がり幅はべらぼうで、釣り合いが取れていない。 そんな訳で、良心的なお店ではちょっと奮発して高めのワインを飲むけど、高級レストランやマージン取りまくりのレストランでは、安くて美味しそうなワインを選ぶようにしている。だって理不尽です。 結局この研究で何が言いたかったんだろう。 レストランのワインの値付けの弁護になってるだけなら、うーん。

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コメント(4)

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 似たような事が、やはりつい最近新聞でみたなぁ。。。
 日本人のワインに詳しい専門家が、「日本人はワインの値段の付け方を知らない」ってね。。。
 Gallagherはワインの店頭価格もかなり知ってるだろうけど、私は全然知らないから、おもいっきり騙されてそう。。。

 こういった消費者心理学チックなのを かなり前から 勉強したいと思ってるんだけど、なかなかねぇ・・・

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>まきちゃん
あら、その「日本人は〜」記事、興味あるわねぇ。どうなのかしら。日本はもともとワインの国ではないし、日本酒、ビールなど他のお酒のほうがどうしたってメインだし、特別な嗜好品ということで、日本のワインは高値が付いてしまうのかもね。でも、競争力はなくなるわなぁ。これだけ世界中のワインが日本に入っているんだから。
消費者心理、マーケティングにはほんと大事なことだねぇ。

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以前ブラインドテイスティングでラベルのついたムートンとそうでないラベルなしの瓶に入ったムートンのテイスティングをしたことがあります。全員一致でラベル付きを美味しいと選んだのは面白かったです。レストランもよいレストランになるとやっぱりきちんとヴィンテージのワインを保存しているので、その保存料かな〜なんておもいますが、残念ながらスペインの場合は殆どのレストランがただの上乗せですよね。。。。

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>え、ブラインドってことは、どちらがラベルつきかもわからない状態でテイスティングしたってことでしょ?面白いねぇ!なんでだろー!!不思議すぎ。
そうね、スペース、在庫、ソムリエによるプロサービスそういう費用が加算されるのはわかるんだけど、単なる上乗せの部分は、やっぱ腹立つ!!

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