100%自然派 Chateau Le Puy

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ワイン専門店が催す垂直試飲会に参加した。 20070930022941.jpg 今回はボルドー、コート・ド・フランのChateau Le Puy。 ひとこと、参りました。。 本当に、本当に、今まで出会ったことのない、素晴らしい味だった。。。 1610年の創業以来、一度も化学肥料や除草剤、農薬などを使用したことがなく、50ヘクタールの 敷地のうち25ヘクタールは森林など自然そのままの状態を残し、できるだけ自然に近い形で ぶどう栽培を実現し、醸造も人工酵母や糖分、亜硫酸を一切加えない、100%ナチュラルワインを 造り続けているワイナリー。どうしても味わってみたかたった。 シャトーの当主、ジャン・ピエール・アマロさんが自ら説明してくださった。 先祖代々受け継がれた伝統を守り続けるその熱意も素晴らしかったが、何といっても アマロさんのその表情、人柄には、ワインを愛する前に人間を愛している姿勢が感じられた ことがとても印象的だった。 フランス語で「幸せ」「エネルギー」「調和」を何度となく繰り返されていたアマロさん。 ワインもそれを裏切ることのない、それら全てを感じることのできる素晴らしいものだった。 20070930022951.jpg 今回、試飲したのは赤シャトー・ル・ピュイの2005、2004、2003、2002、2001、1995、1990、 1989、1984のビンテージそれから赤バルテレミの2004と2003のビンテージの計11種。 20070930022958.jpg ビオディナミの真骨頂とはこういうものなのか、と驚きの連続。 若い赤は、最初、正直、土臭さ、糞、家畜小屋のような臭さを香りにも味にも感じて 決して心地よい印象はなかったのだが、その後すぐどんどん変化し、スグリ、チョコレート、 香ばしい感じと素晴らしい味わいに。何といってもそのエレガントさ、繊細さ、タンニンの豊かさ には感動した。 一番気に入ったのが、一緒に参加した友達とも一致、ル・ピュイの95年ビンテージ。 色 : 赤 名称 : Chateau Le Puy 1995 品種 : Merlot 85%, Cabernet Sauvignon 14%, Carmine 1% (およそ) 産地 : フランス ボルドー AOC コート・ド・フラン 生産者 : Chateau Le Puy http://www.chateau-le-puy.com/ とても明るい朱色、とにかく全てが溶け込んで、調和され、素晴らしく柔らかい感触が 喉に心地いい。感動的な優雅さ。。。 20070930023005.jpg また驚いたのが、89、84ビンテージは、かなり若い感じの生き生きとした仕上がりになっていた。 亜硫酸を使用しないことに関して、アマロさんは力説してくれた。 ぶどう自体に自然の酸化を防止する要素が含まれていて、それで十分であること。 亜硫酸を加えることで、ぶどうに含まれているビタミンB1が殺されてしまう。 ビタミンB1は肝臓からアルコール分を排除してくれる働きをするため、これがないワインは 悪酔いのもととなる。 だからだったのだろうか。11種も試飲しても全く酔わなかった。 帰りは、なんと言うか、お風呂に入った直後のまだ湯気が立っていて体中が柔らかく、 暖かく感じる、あの感じ、だった。 他の欲望までも全て満たしてくれるかのような、そんな満足感を感じた。 おぼろ月がキレイな夜だった。

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環境用語 - (2007年9月30日 17:12)

除草剤除草剤(じょそうざい)は、不要な植物(雑草)を枯らすために用いられる農薬である。接触した全ての植物を枯らす非選択的除草剤と、農作物に比較的害を与えず対象とする植物を枯らす選択的な除草剤に分けられる。植物ホルモン類似の効果で雑草の生長を阻害するものも 続きを読む

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アマロさんの「ワインは人を幸せにするもの」という信念の強さと熱意には本当に感動したわ。そしてワインと宇宙という、今までは考えもしなかったけど、切り離せない二つの世界。良い話を沢山聞かせてもらって、感謝感激。通訳もうちょっと頑張って欲しかったね(笑)。誘ってくれてありがとう!

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