2年前に友達夫婦と行ったトスカーナ。まだ鮮明に思い出す、フィレンツェからシエナへの道、
DOCG キャンティとDOCG キャンティ・クラシコの真っ只中をうねる国道。なだらかな丘が
連なるように、その斜面一帯に広がるブドウ畑。
透き通るような青空、気持ちの良い秋晴れ!
フィレンツェのエノテカで買ったグイダルベルト。あのスーパー・トスカーナの先駆けとなった
「Sassicaia サッシカイア」と同じワイナリー、テヌータ・サン・グイド。
サッシカイアほどではなくても、50数ユーロという、お値段がお値段だけに、店員さんに薦め
られるも、どうしようか、店内を右往左往しながら悩んで遂に思い切った一本。
結婚記念と誕生日が1日違いで重なるこの月に遂に開けることに!おぉぉぉ。。。
テヌータ・サン・グイドは、ティレニア海に面したトスカーナ州マレマンマ地方のボルゲリ地区に
位置する。貴族のマリオ・インチーザ・デッラ・ロケッタ侯爵が、ボルドーワインが好きだからと
いう理由で、以前は湿地帯でワイン産地としては全く無名だったボルゲリ地区に、1944年、
ボルドー品種を植えた。その後「サッシカイア」の原型となる自家用ワインを造ったが、そのワ
インが素晴らしかったため、いとこのピエロ・アンティノリ侯爵が販売を開始。そしてピエロが
紹介した醸造家のジャコモ・タキスの助言のもとに世に出たサッシカイアは、たちまちイタリア
で最も有名なワインとなり、外来品種、樽熟成という奇抜なやり方によりスーパータスカンブー
ムを巻き起こす。それが1970年代。現在は、マリオの息子、ニコロ・インチーザ・デッラ・ロケッ
タ侯爵が当主として運営している。
グイダルベルトはサッシカイヤの畑に隣接する畑からのブドウで造られる。当主が「サッシカイ
アの個性をそのままに、もっと早くから楽しめるワインを」との目的で、メルローの比率を高くし
て生産を始めたのだそうだ。2000年ビンテージから造られ始めたこのワインは、イタリア国内
マーケットをターゲットとしているため、日本ではまだ見かけることが少ないワインだそうだ。
ステンレススチールの槽で発酵、フレンチオークとアメリカオークの樽(1/3新樽)で14ヶ月熟成。
名称 : Guidalberto 2003
品種 : Cabernet Sauvignon 45%, Merlot 45%, Sangiovese 10%
産地 : DOC Bolgheri Sassicaia (Toscana)
生産者 : Tenuta San Guido
果実味の凝縮感が特徴的。フルボディでも、タンニン程よく、エレガント
最初は閉じていた香りも、カシス、キノコ、トースト香、複雑な香りが出てきた。
タンニンが豊富、既に柔らかさとフィネスを備え。樽香が素晴らしい。バランスが取れている。
ミネラルがすごい。凝縮感があって、とても軽やかに飲める。
ステキだ。サンジョベーゼは10%だけなのにも関わらず、熟したトマトのようなこの品種の
味わいが出ていて、イタリアらしさをきちんと感じられるボルドースタイル。
2003年は150年間で最も暑い夏だったという。トスカーナでは、ブドウが過熟してしまったが、
ボルゲリは海の近くで地中海性気候のため、大丈夫だったのだそうだ。
まだまだ長熟したい一本。
母がお祝いの電話をくれて、いつもはお金がもったいないから、とすぐ電話を切ろうとする母が、
この日は珍しく話したがっている感じで。たわいもないことだけど、家族のことや親戚のことや。
電話越しでもそこに流れる感覚がなんだか嬉しかった。色んな人からお祝いの言葉をいただ
いて、とても幸せに感じた一日だった。








かの有名なワイナリーBertaniのAmarone。
ベルターニ兄弟によって1857年ヴェローナ初のワイナリーとして設立されて以来、高品質ワインを造り続けるベルターニ社の伝統の代表格であるアマローネ。本場イタリアで是非とも頂いてみたかった!
色 : 赤
名称 : Amarone della Valpolicella Valpantena 2003
品種 : コルヴィーナ・ヴェロネーゼ、モリナーラ、ロンディネッラ
産地 : イタリア ヴェネト D.O.C. Amarone de la Valpantena Clasicco
生産者 : Bertani
また飲んだ場所がステキだった。。
姉妹二人で一番気に入ったバルだった。
到着一日目、妹とのベニスでの再会を祝し乾杯。
やっぱりイタリア人、オリエンタル女性二人を見逃すはずもなく、若いウェイターの男の子が
しつこく誘う(笑)。
軽くあしらいながら、頂いた白の二杯目。
色 : 白
名称 : Ribolla Rialla 2006
品種 : Ribolla Gialla 100%
産地 : イタリア D.O. Friuli-Venezia-Giulia
生産者 : Azienda Agricola Rodaro
Friuliの固有品種であるRibolla Gialla(知らない品種ばかりで、イタリアワインは
とっても楽しい!)、黄色がかった薄い藁色に、柑橘系、熟れたカリンなどの香りに、その
フルーティな甘みととみにしっかりとした酸みも感じられて、気持ち良く飲めた。
一杯目にPinot Grigioを飲み、それが私の好み的には甘すぎて、まったりしすぎたため、
余計この二杯目は引き立った。
イタリア国内に1000種以上あるといわれる固有品種。それが外来種にとって替わった時期から
抜け出し、最近は土着品種への回帰、本当のクオリティイタリアワインを造る動きが
増している。
バロッロ、キャンティだけじゃないイタリアン。
熟成に耐えうる力強く個性豊かな白を多く産出するFriuli、もっともっと知りたい!
ベニスでのワイン享楽の続きはまた今度ー♪
Vin SantoとはTrebbianoやMalvasia種から造る、トスカーナの伝統的な甘口デザートワインのこと。
ブドウを9月から1月まで陰干しし、それから破砕、圧搾後、樽で発酵され、数年間熟成される。
典型的な楽しみ方は、あまり冷たくせず、18℃くらいで、これまたトスカーナの代表的なお菓子、
Cantucciと共にいただく。Cantucciとはアーモンドなどが入った歯ごたえのあるクッキーで、
Cantucciをヴィン・サントに浸して食べるのだそうだ。
義母が作ってくれたケーキは、ちょうどビスコッチョ(スペインのカステラ、というか、
カステラのルーツ?!)がベースでCantucciの味と似ていて、これまたVin Santoと一緒に
とても美味しくいただいた。
甘口ワインは、あまり好んで飲まないけど、今回のVin Santoは甘すぎず、とてもすっきりしていて
すごく美味しく飲めた。またはまっちゃいますねぇ。。
いい日曜日だった。
はっきり、、気に入った。美味しい。個性ばっちり。
とても濃い藁色で、パイナップルやハチミツ、花などとにかく豊かなエキゾチックな香り。
今まで飲んだPinot Grigio種の白ははっきりいって、重厚感と甘すぎなだけの感があって、
そこまで好きになれていなかったのだけど、これはピノ・グリッジオ独特の重厚感、甘みと
同時に素晴らしい酸味もきいていて、バランスがとても良く、本当に心地よく飲めた。
フレッシュさも失わないお薦め白。13ユーロ程と、お手頃。
ちょうど結婚2周年ということもあり、旦那といただいた。簡単に一本空いてしまった。。
こうやって健康で美味しいワインをいただきながら、結婚記念を毎年お祝いしていきたいなぁ。




